仮想通貨取引所の販売所では、売値と買値の差があり、これをスプレッドと呼びます。
スプレッドは狭ければ狭いほど売買した瞬間の損失が小さくなるため、取引を行う際はできるだけスプレッドが狭い販売所を使った方が良いとされています。
また、一般的に仮想通貨FXと呼ばれる販売所のレバレッジ取引でも同じです。
仮想通貨FXの方が、売買代金が大きくなる傾向になることから、レバレッジ取引のスプレッドの方が狭くなる傾向にあります。
主要仮想通貨取引所のスプレッドがどうなっているのか、一覧表にしたのでご覧ください。
販売所方式(現物取引)のスプレット
交換業者 | BTC/円 | ETH/円 | XRP/円 | BCH/円 | LTC/円 |
---|---|---|---|---|---|
DMM Bitcoin | 47,553 | 3,618 | 9.91 | – | – |
GMOコイン | 146,000 | 4,879 | 3.40 | 2,066 | 610 |
Decurret(ディーカレット) | 102,840 | 4,971 | 3.1 | 4,586 | 1,159 |
Coincheck(コインチェック) | 226,400 | 9,390 | 4.70 | 4,173 | 1,079 |
bitFlyer(ビットフライヤー) | 108,082 | 6,032 | 2.06 | 3,572 | 873 |
取得時の価格 | 370万 | 1万4000 | 230.50 | 5,400 | 1万6000 |
レバレッジ取引の価格差
交換業者 | BTC/円 | ETH/円 | XRP/円 | BCH/円 | LTC/円 |
---|---|---|---|---|---|
DMM Bitcoin | 572 | 164 | 0.21 | 209 | 54 |
GMOコイン | 280 | 18 | 0.08 | 40 | 28 |
取得時の価格 | 370万 | 1万4000 | 30.50 | 5,400 | 1万6000 |
まとめ
一目瞭然ですが、現物取引ではDMM Bitcoin。リップルの新規取り扱いを始めたビットフライヤーは、取り扱い数日間は2.7円程度だったものの、今では1.7円程度に縮小しています。
レバレッジ取引では、GMOコインのスプレッドが軒並み狭くなっており、ビットコインに至っては280円を頻繁にみるようになってきました。
送金目的でなければ、わざわざスプレッドの広い現物取引を行う理由はないので、GMOコイン一択となります。
レバレッジ取引は各社スプレッド競争が始まったこともあり、今後はこの2社でしのぎを削ってほしいところです。
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