第3弾はアメックスの特許
デジタル画像を関連レコードとリンクする「Linking digital images with related records 」です。
2017年9月にファイリング、2018年11月13日に米国特許商標庁より公開されています。
ユーザは、モバイルデバイスを使用してドキュメントのイメージを取り込むことができる。モバイルデバイスは画像をトリミングし、クリーニングすることができる。モバイルデバイスは、画像上で光学式文字認識を実行し、文字列を出力することができる。モバイルデバイスは、文字列の一部を格納されたレコードと照合し、格納されたレコードが画像に対応する可能性を判断することができる。モバイルデバイスは、画像の潜在的な一致を表示することができ、ユーザは、画像に一致するレコードを選択することができる。
具体的には携帯端末でレシートをスキャンしそのスキャンデータから文字列を取り出し(OCR機能)、取引時のトランザクションデータとを照合し一致したデータとスキャンした画像データとをリンク付けるシステムです。
これはとてもわかり易いですね。
では、何のためにどうメリットがあるのかということですが、このシステムにはあらゆるデータが蓄積されたブロックチェーンであり、レシートをスキャンするだけで、どこで何を買ったか、引き落とし銀行口座や個人情報まで一目瞭然のシステムが形成できるということです。
実用には色々問題が発生しますが、信用調査や自分自身の購入履歴の照合には最適なシステムと言えます。