SBI Ripple Asiaの「Money Tap (マネータップ)」一般サービス開始

Ripple「xCurrent」を実装した銀行間送金サービスのスマートフォン用アプリ「Money Tap」(マネータップ)が10月4日より利用可能となっています。

SBIホールディングス公式ホームページのニュースによると

SBI Ripple Asia株式会社は「内外為替一元化コンソーシアム」(参加銀行:住信SBIネット銀行株式会社、スルガ銀行株式会社、株式会社りそな銀行の3銀行)

 

「Money Tap」アプリの特徴は上記3行の個人アカウント利用者間で安全・リアルタイム(24時間365日)かつ快適に送金できるシステムです。

口座番号の他に電話番号QRコードにも対応しているので、かなりお手軽だと思います。

 

ちなみに現在は送金手数料は(住信SBIネット銀行株式会社、スルガ銀行株式会社、株式会社りそな銀行の3銀行間において)無料です。

ただし、1回3万円、1日10万円までの制限があります。

お手軽ということで万が一ハッキングに遭っても小額の損失で抑えられるという事でしょうか。他にも細かな制限事項がありますがセキュリティ上納得できる制限です。詳しくはマネータップ公式ページをご参考ください。

【Money Tapの公式サイト】 https://moneytap.jp/

 

公式ホームページによるとこのシステムは

分散台帳技術(DLT)を活用した実証実験を行うとともに、外国為替と内国為替とを一元的に扱う次世代金融基盤を共同構築してまいりました。2017年12月には、米Ripple社の「xCurrent」を実装した商用版「RCクラウド2.0」を完成させ、2018年3月に「RCクラウド2.0」に接続するスマートフォン用送金アプリ「Money Tap」を開発しました。
(http://www.sbigroup.co.jp/newsより抜粋)

 

前回の富士通と「ブロックチェーン連携プラットフォーム」の実証実験について説明をしております。

富士通 ブロックチェーン技術による銀行間決済の実証実験を行った。Zaifプロジェクトはどこいった?

 

こちらでは既に実用化しており、「りそな銀行」は双方に参加しているようです。これらの業界には積極的に参加を表明しているようです。

 

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元プログラマー、その昔日本初?(多分)の有料iPhoneアプリリリース、無料アプリに至ってはダウンロード数4週以上首位をキープ!多数リリースしたアプリの一つは「AppStore 2010AWARD」にも選出された。さらに遡り、当時(1996年)AppleのCEOアメリオ会長(Steve Jobsを呼び戻した人)と握手した事もある。という自慢話は過去の良き思い出となっている。還暦を期に現役プログラマーを引退(若干ボケが来たので)。 仮想通貨や株には全く無縁であったが・・・