Zcash(ジーキャッシュ)公式ページによると2周年にあたる10月28日、419200ブロックにて「Sapling」と呼ばれるハードフォーク(アップグレード)を実施したと発表しました。
今回のアップグレードによりネットワーク処理時間が大幅に短縮され昨年から計画(long been planned)され、より安全に、より速く、より軽くなりトランザクション処理時間は90%短縮され、使用メモリも97%縮小できるとしています。
これが好感されて直近は価格が上昇しておりました。数日前には、10月中旬と比較して30%ほどの値上がりを見せたほどです。
【参考】
ジーキャッシュ・ZECリアルタイムレート・チャート
実際にハードフォーク後のハッシュレートは1.5GH/sから2GH/sの間で推移しています。現在11月中旬では徐々に上がってきており2GH/sから2.5GH/sの間で推移しています。
Zcashは更にアップデートを計画しElise Hamdon氏によると最終型のZcashエコシステムの完成は2020年10月の予定だそうです。
また、ユーザーでは古いシールドされたアドレスから新しいバージョンのアドレスにはまだ資金移動できないとの事です。
現在これらに対応する(ユーザーのプライバシーを保護した状態で)自動化ツールをリリース予定。
現在、リリース日など詳細はアナウンスされていません。
Zcashは以前コインチェックで購入できましたが、匿名性が高い仮想通貨であることから(おそらく金融庁からのお達しで)テロ組織のマネーロンダリングに使われやすい事もあり、取引を廃止した経緯があります。
筆者もZcashの将来性もあり保有しておりましたが、取引廃止に伴い手放してしまいました。(T_T)
Zcashについて詳しくお知りになりたい方は、以下を参照してください。