有効証拠金とは?ロスカットを避けるための増やし方や確認方法を解説

トレード中に…

  • 「あとどのくらい含み損が発生したらロスカットルールが発動するのか?」
  • 「保有中のポジションは、証拠金(純資産)に対して大き過ぎていないか?」

と思ったとき、多くの人は「証拠金維持率」を確認することでしょう。

証拠金維持率とは、必要証拠金に対して有効証拠金が占める割合です。
つまり、保有中のポジションが、証拠金(純資産)と比べてどのくらいの大きさなのか?がわかる指標です。

100%を基準として、大きいほど安全で逆に100%を下回ると証拠金は赤字です。

【式】証拠金維持率 =有効証拠金 ÷ 必要証拠金

証拠金維持率の上げ方の一つに、有効証拠金を増やすという方法があります。

しかし「そもそも有効証拠金がわからない……」という方のために解説します。

※必要証拠金に関して詳しく知りたい人は以下の記事をご覧ください。

必要証拠金とレバレッジの関係性とは?計算方法も図解!

 

有効証拠金とは?

有効証拠金とは、証拠金と含み損益を合わせた金額のことで、実質的な純資産のことです。
取引所によっては「実質証拠金」・「純資産」と呼んでいます。

あまりピンとこない人のために、構成要素とフローを書き出したのが下の図です。

【有効証拠金構成フロー】

  1. ユーザーは取引所に証拠金を預けます
  2. 取引所はユーザーに、証拠金にレバレッジを掛けた額の資金をレンタルします
  3. ユーザーはその資金を使いポジションを保有します
  4. 価格が変動しポジションに含み損益が発生します
  5. その含み損益と①で預けた証拠金を合算した額が有効証拠金です。

有効証拠金のイメージは掴めましたか?

【例】有効証拠金の計算方法

では実際に計算をしてみましょう。
以下の3パターンを用意しました。

  • ポジションを持っていないとき
  • 含み益が発生しているとき
  • 含み損が発生しているとき

①ポ ジションを持っていないとき

証拠金  :10万円

有効証拠金:10万円

②含み益が発生しているとき

証拠金  :10万円
含み益  :1万円

有効証拠金:11万円

③含み損が発生しているとき

証拠金  :10万円
含み損  :1万円

有効証拠金:9万円

簡単な足し算・引き算なのですぐに覚えられることでしょう。

次は取引ページから有効証拠金を確認する方法を紹介します。

有効証拠金の表示箇所:Liquid(旧QUOINEX)

有効証拠金は取引画面に表示されていることが多く、Liquidでは以下の場所から確認できます。

  • メニュー画面から「レバレッジ取引」を選択します
  • 「損益」画面の下の方に有効証拠金が表示されています

   

【拡大】

Liquid以外の取引所でも、場所や文言は違ってもどこかに有効証拠金は表示されています。

資金コントロールのために場所を確認しておきましょう。

有効証拠金を増やす方法

証拠金維持率の上げ方の一つとして、有効証拠金を増やすという方法があります。

有効証拠金を増やすには、証拠金を新たに追加します。
つまり新たに追加で入金します。

その他にも、含み損が発生してるときに限り「レバレッジ倍率を高くする」という方法があります。

しかし仕組みがわかりやすく有効証拠金額を意識しやすいのも、証拠金を追加する方法です。

その他に有効証拠金が増えるとき

有効証拠金はポジションを保有していると常に変動します。
「含み損益」が含まれているからです。

そのため以下のパターンでも有効証拠金は増えます。

【有効証拠金が増えるとき(コントロール不可)】

  • 含み益が増える
  • 含み損が減る

このように、なにもせずに有効証拠金が増えることもありますが、その反面減ってしまうときもあります。

【まとめ】有効証拠金とは

  • 証拠金と含み損益を合わせた金額のことで、実質的な純資産のことです
  • 証拠金維持率を求めるときに使います
  • 有効証拠金を増やす方法は、追加で証拠金を預けるます
  • その場の変動にともなう含み損益の増減によって、有効証拠金も増減します

次回は必要証拠金について解説します。

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