仮想通貨の空売り(ショート)のリスクを回避する方法

前回の記事では、仮想通貨で空売り(ショート)することのリスクについて解説しました。

仮想通貨の空売りのリスク「青天井」とは?

改めて空売り(ショート)のリスクおさらいをすると、

価格が急騰したときに、ロスカットルールが発動しなかった場合の損失額が未知数。
なおこのことを「青天井」と言います。

この文章をみて、

「そんな恐ろしい取引はできるかけがない。」

と考える方が大半かtと思います。
しかしながら、実は空売りのリスク「青天井」を、回避している取引所が国内に2社あります。

「リスクなしでハイリターンな空売りできる方法」であれば、誰しもトレードしてみたいと思うのではないのでしょうか。

ではそれぞれ紹介します。

空売りのリスクの本質

取引所の紹介に入る前にい、まず空売りのリスクの本質と、それに対する対策案を解説します。
まずは空売りのリスクから内容を掘り下げてみましょう。

【空売りのリスク】

  • 青天井

前回の記事から何度も伝えていますが、空売りのリスクは「青天井」です。
つまり「価格が急騰したときに、もしロスカットルールが発動しなかったら、その損失額が未知数。」 ということです。

その理由は前回の記事で解説しているので割愛します。

ではリスクについてもう少し掘り下げてみましょう。

【空売りのリスクの本質】

  • 不足金支払い(借金返済)

そもそも仮想通貨を証拠金取引で、レバレッジを掛けてトレードする時の最大のリスクは、「不足金支払い※」と言えます。
※取引所によっては「追証(おいしょう)」と呼んでいるケースもありますが、厳密には「不足金支払い」と「追証」は異なるルールです。

不足金支払いとは、損失が証拠金以上に発生したときに、足りないお金を取引所に入金しなければいけないこと、と以前の記事で紹介しました。

これはつまり「借金の返済 」と同義とも言えます。
加えて空売り(ショート)した時には、価格の「青天井」というリスクが付随します。

そのため空売したときの最悪の状況は、「借金は未知数」と言っても過言ではないでしょう。
また実際にそのような状況になる確率は低いとしても、0(ゼロ)とは言えません。

しかしながらそれでも、

「下げ相場でも利益を狙いたい!」

という人も多くいると思います。特に特に2018年の市況では……。

そのような人のために、次の項目ではこのリスクの回避方法について紹介します。

青天井と不足金支払いへの回避方法

この項目では、仮想通貨の空売りのリスクとなる「青天井」と「不足金支払い(追証)」について、その回避方法を紹介します。

【空売りのリスク回避方法】

  1. あらかじめ損切りとして「ストップロス(逆指値注文)」を入れておく
  2. 不足金支払いがない取引所で空売りする

空売りのリスク回避方法①「ストップロスオーダー(逆指値注文)」


まず紹介する方法は、「ストップロスオーダー(逆指値注文)」を入れておく方法です。

空売り時のストップロスオーダーとは、つまり「損切り」の注文をあらかじめしておくことです。

上の図のようにストップロスオーダーによって損失の最大値を決めておくことで、青天井時になったときの不足金支払いを避けられる確率が上がります。

ですがこの方法では100%空売りのリスクを回避できるとは言えません。

その理由は、価格急騰時には注文が偏り、逆指値注文(ストップロスオーダー)が成立しないこともあるからです。
なおロスカットルールが発動しない原因もコレによるものです。

しかしながらそれでもストップロスオーダーを事前にすることで、不足金支払いは避けやすくなると言えるでしょう。

※取引所の注文の成立の仕組みについて詳しく知りたい方はコチラの記事をご覧ください。

仮想通貨の《取引所》と〈販売所〉の価格の決まり方の違い

次の項目では、100%不足金支払いを回避する方法を紹介します。

空売りのリスク回避方法②「不足金支払いのない取引所で空売りする」



上の項目ではストップロスオーダーで損切りをすることで、青天井で不足金支払になる確率を下げる方法を紹介しました。

しかし

「それでも空売りのリスクを0(ゼロ)にしたい!」

という方もいると思いますので、その方法を紹介します。

それは、「不足金支払いのない取引所でトレードをすることです。」

また実際にそれができる国内の取引所は現在(2018年10月)2社あります。

【不足金支払い不要な取引所】

各取引に記載されている以下の文言をご覧ください。

【bitbank Trade】

15 追加証拠BTC(追証)について
BTCFX®は、ロスカット制度を採用していますので、追加の証拠BTCを求めることはいたしません。万が一ロスカット時に証拠BTC以上の損失が出た場合でも、お客様は証拠BTC以上の損失を負担する必要はありません(本損失分は当社の決済損失積立金より充当いたします)。
https://www.bitbanktrade.jp/rule

【zaif】

証拠金の追加担保請求
お客様アカウントの残高がマイナスになったとき、お客様に対し追加担保請求(いわゆる追証の請求)を行うことはありません。
https://zaif.jp/terms_margin?lang=ja

このようにあらかじめ根本的に最大損失になりうるリスクが排除されているので、その点では安心してトレードができます。
しかし一方で取引手数料に加えて別途手数料が必要になります。

また2つの取引所ごとに特徴がバラバラなので、次回はそれぞれ比較し「どちらの取引所を使うべきなの?」について解説しようと思います。

【まとめ】空売り(ショート)のリスクを回避する方法

この記事では仮想通貨を空売りしたときの、リスクの回避方法について解説しました。
最後に大事な点をピックアップします。

  • 空売りの表面的なリスクは「青天井」
  • そもそも証拠金取引のリスクの本質は「不足金支払い(追証)」
  • 回避方法①ストップロスオーダーを利用する(しかし100%回避できる訳ではない)
  • 回避方法②「不足金支払い(追証)」がない取引所を利用する(リスク100%回避)
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