仮想通貨の「空売り」とは?空売りができる取引の種類や基本ルールを図を用いて解説!

ゴビンチ

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専業の仮想通貨ライターです。
「ビットコインや仮想通貨についてもう少し詳しく知りたい。でも難しいのはイヤ。」
そんな人のために、一歩踏み込んだ内容をわかりやすく書きます。
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仮想通貨のFX・先物取引・信用取引をしている人は、普段から何気なく「売り」からエントリーをしているかと思います。

この売りからエントリーをすることを「空売り(からうり)」と呼びます。
また空売りは、「ショート」や「売り建」と呼ばれることもあります。

しかしながら「どうして売り(空売り)から始められるのか?」までは、あまり考えないのではないでしょうか。

トレードは「空売り」の仕組みまで知らなくてもできます。
けれどもその特性を知ることで、時には有利にトレードができることもあるでしょう。

厳しく言ってしまえば「商品(例えばFX)の特性を知らずに、相場の中で見えない相手に勝てますか?」という意味になります。

そこでこの記事では「仮想通貨の空売り」について

  • そもそも空売りとは?
  • 空売りができる取引種別の紹介
  • 空売りの基本ルール

について紹介します。

空売りとは

仮想通貨の「空売り」とは、証拠金取引において実質的に取引所から借りた仮想通貨を売る取引方法のことです。

簡単に言い直すと、「取引所にお金を預けて、それを担保に仮想通貨を借りて売る」といった意味になります。

このように空売りは証拠金取引で利用できる取引方法ですが、そもそも証拠金取引にはどのような種類の取引が含まれるのでしょうか?

次の項目で解説します。

そもそも仮想通貨にはどんな取引種別があるのか?

仮想通貨の「空売り」は、証拠金取引で行えると説明しました。

では証拠金取引は、具体的にどのような取引が含まれるのでしょうか?

まずはコチラの図をご覧ください。

この図は『仮想通貨の取引種別』を見やすく分類したものです。

まず取引の種別を大きく分けると、以下の2つに分類できます。

  • ◇現物取引
  • ◆証拠金取引

さらに証拠金取引の中で3つに分かれます。

  1. FX
  2. 信用取引
  3. 先物取引

先程紹介した定義の通り、「空売り」はこの3種類の取引で行えます。
なお現物取引では空売りはできず、現物の「売り」のみしかできません。

これでどの取引方法で「空売り」ができるのかがわかったと思います。
では次に空売りのルールについて解説します。

なお仮想通貨の「FX」と「先物取引」について詳しく知りたい方はコチラの記事をご覧ください。

そもそも仮想通貨FXとは?3つの仕組み「差金決済取引・レバレッジ・空売り」を解説!

仮想通貨の先物取引とは?チャートを使って仕組と特徴を解説!

空売りの基本ルール


※「ベア」とは価格が下がっている相場のことです

取引所は「空売り」に、以下の条件(ルール)を定めています。

【仮想通貨の空売りのルール】

  1. 事前に証拠金を預け入れる必要がある(証拠金取引)
  2. 空売りしたあとは、いずれ「買戻し」をしなければいけない(差金決済取引)
  3. 実質的に借りている仮想通貨は、送金や他のサービスで利用できない
    ※なお取引所や取引種別によって内容が異なる場合もあります

ではそれぞれ解説します。

①証拠金を預け入れる必要がある

事前に証拠金となる法定通貨または仮想通貨の預け入れ、それを担保に実質的に仮想通貨を借入れます。
そのため「仮想通貨を借り入れる」とは言っても、無一文で空売りができるわけではありません。

※なお今回「実質的に仮想通貨を借りれる」と説明をしているのは、このような言い回しをした方が仕組みをイメージしやすいからです。

実際にユーザーがトレードをするときは、この借入する手順は省略され見えないようになっているので、特に意識せずに空売りができます。

②空売り後は、いずれ「買戻し」をしなければいけない

空売りをした後にいずれ買い戻さななければいけない理由は、「差金決済取引」という方法で損益が発生するからです。
よって空売りの損益は、空売り後に買戻した際の差額で決まります。

③空売りで使う仮想通貨は、送金や他のサービスに使えない

空売りで使用する仮想通貨は、証拠金取引以外で利用はできません。
そのため「空売りするために借りた仮想通貨をウォレットに送金してやろう…」といった悪だくみも、もちろんできません。

以上が仮想通貨の空売りの基本的なルールです。

【まとめ】仮想通貨の「空売り」

今回の記事では仮想通貨の「空売り」の基本について紹介しました。

【空売りの基本ポイント】

  • 空売りとは、証拠金を担保に仮想通貨を借り、それを売る取引方法です。
  • 空売りは「FX・先物取引・信用取引」でできます。
  • 空売り後は、いずれ必ず買い戻さなければいけません。
  • 現物の受け渡しは行われ図、空売り後に買戻した仮想通貨の差額が、損益になります。

次回は「売り」と「空売り」の違いについて解説します。

仮想通貨の「売り」と「空売り」の手順の違いとは?

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