忙しい!! サラリーマン・OLのための仮想通貨市場、今週の振り返りと週末戦略!
〜Cryptoテクニカル・ファンダメンタルズ分析〜

ひろぴー

ひろぴー

ラジオ日経パーソナリティ兼FX・BTCコラムニスト(週5本・・・。)
FXトレードで毎日ゆったりまったり勝負中!最近はどっぷりBTCトレードにハマっております。過去にXRP70万枚のハッキング経験あり^p^

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ひろぴー

【今週市場への影響が大きかったファンダメンタルズ振り返り】

  • スウェーデンのビットコインETNなど2つの仮想通貨商品が取引停止
  • 世界TOP3の仮想通貨取引所Okcoin社長が中国当局に24時間拘束
  • ソフトバンク ブロックチェーン技術を用いてキャリア間の支払いサービスの実証実験に成功と報道

今週の振り返りですが、ネガティブな材料が2つありました。

一つはスウェーデンのストックホルムNASDAQ取引所にて、ビットコインETNの投資信託系商品が上場しているのですが、こちらがETFと誤解を招くような表記と商品説明があったため、米国証券取引委員会(SEC)から指摘を受けて一時的に取引停止処分が下されました。この処分は9月11日〜9月12日となっているようです。

もう一つは、世界最大級の仮想通貨取引所、本社を北京に置くOKcoinですが、先月から大口トレーダーのポジションを自社都合で勝手に凍結するなどとして問題になっておりました。(Bloomberg報道より)

今週、OKcoinの社長が中国当局に事情聴取ということで24時間の拘束をされ、話題となりました。

筆者はたまたま北京市内に滞在していたため、タイムリーな情報を得ることができたのですが、OKcoin先物市場での不正があり、世界各国のユーザーがこの取引所から離れていっている状況なようです。

水増し出来高の疑惑もあり、これらの不確定要素が多いことから既存のポジションの手仕舞いが多く出ていることが原因で直近の下落相場に発展していた可能性があります。

今月に入り、BTCは80万円台から70万円割れの原因は、この先回りした情報が流れた影響だと考えております。

最後にポジティブな材料としてはソフトバンクがキャリア間の支払いサービスにブロックチェーン技術を用いた実証実験テストに成功したと報道がされました。

ブロックチェーン技術ベースでの小額決済がスマホを通じて簡単にできる可能性が飛躍的に上昇したことは、間違いないでしょう。

まだ数年先になると思いますが、日本の現金主義社会からの逸脱に貢献すると思われます。

今週のこういった背景を踏まえて、BTC,ETHの仮想通貨週末分析をしていきましょう。

 

BTCJPY日足分析

出所:Liquid by Quoine(リキッド バイ コイン)

【採用テクニカル】

SMA7(7日間移動平均線)

SMA30(30日間移動平均線)

SMA60(60日間移動平均線)

オシレーター:MACD(通称:マックディ・エムエーシーディとも呼ばれる。)

ビットコイン(以下 BTC)日足分析に移ります。

今年の最安値が65万円近辺となり、海外のドル建てでも5600ドル〜5800ドルが意識されております。今年はドル円レートが107円〜114円前後のレンジ相場ですので、おおよそ、円建てで65〜67万円の水準が目安となります。

前述の報道の前のリークが漏れていたのだと思います。先週から不可解な下落があったのはそのためです。今週に入り、今年最安値水準をバックに売り買いが交錯しており、小動きの地合いとなってきました。

今週末の目安としては、レジスタンスラインが引ける75〜76万円前後と直近安値のサポートラインが引ける68万円近辺になると思います。

今年は何度も65〜68万円ラインのブレイク失敗をしており、ことごとくショートカバーで売り方は捲りあげられておりますが、今回もそうなるであろう、という現物投資家の楽観視が多いように思えます。もしかしたらこのタイミングで下値をブレイクしてくる可能性が高いです。

永遠に効き続けるサポートラインやレジスタンスラインはありませんので、注意が必要でしょう。

こういったバックグランドを考えますと、BTCレバレッジ市場でショート戦略を取ったほうが無難なのかな、と個人的には考えております。

テクニカルですが、SMA7とローソク足に注目ください。

1週間の平均値を表すラインになりますが、現在ローソク足の終値がこのSMA7の内側で推移を始めております。

3日連続でローソク足の終値がSMA7の内側でクローズすることがありますと、一旦トレンドが終了しやすくなります。その場合、現在の価格よりもう少し高値まで回復させる可能性がありますので、その場合は捕まっている現物ポジションを解消、レバレッジトレードで75万円をバックにショート戦略に切り替えると面白いかもしれません。

ただし今週末に掛けて、ローソク足の終値が再びSMA7を下回ることがあれば先に下落トレンド再開になる可能性がありますので、このポイントにも注意してみておいてください。

個人的には75万円をバックに戻り売りを繰り返す戦略中心で週末は相場と向き合っていく予定です。

 

ETHJPY4時間足

出所:Liquid by Quoine(リキッド バイ コイン)

続いてイーサリアム(以下、ETH)分析に移ります。

4時間足をチョイスしました。

ETHはBTCと比較して圧倒的な下落トレンドです。アルトコインはこの相場になってから顕著な下落トレンドとなっております。

テクニカル的にもSMA7、30、60と順序良く並んでおり、こういった並び順でSMAが推移するときは、SMA7と交わりあうように下落します。

逆にSMA7を大きく下回ったタイミングでショートポジションを作ってしまうと失敗しやすいので必ず引きつけてショートエントリーすることが重要です。

おおよそ、SMA7にタッチしたタイミングやSMA7を少し上回ったタイミングで売りエントリーしていくと含み益が発生しやすいです。

ただ注意点としては現在、MACDが上方向に推移をはじめており、ダイバージェンスという逆行現象が起きております。これは相場反転の合図にもなりやすいので、このタイミングからショートをするのは4時間足ベースでは危険なシグナルとなります。

MACDがもう少し時間の経過が必要なので、土曜日の午後から日曜の午前中にかけて戻りの局面がある場合はチャンスとなるかもしれません。

 

ETH/BTCチャートから現状のETHを考察

出所:Liquid by Quoine(リキッド バイ コイン)

ETH/BTCチャートで現状のファンダメンタルズ分析もいれておきます。

現在、同じ仮想通貨でもBTCと比較して、ETHは非常に大きいものとなっております。(圧倒的にETHに対して、BTCが買われているという意味。)

この原因の一つは、ETHネットワーク上に生成されるERC20トークンの影響が大きいと筆者は考えております。現在、ERCトークンの数は世界中で毎日100トークン以上生成されており、現在の合計は9万個を超えました。

これがEthereumメインネットを重くする理由となっており、従来の力を発揮できなくなっております。非中央集権ということもあり、自由に生成が可能過ぎるという問題点が浮上をしてきているのです。

筆者のエンジニアリングチームからも既にERC20の影響でETHが従来の機能を失いつつと結論づけている人物もいます。こういった背景もあり、特にマイナーからの売り浴びせが断続的に続いているのだと思われます。

長年ETHをマイニングしていた中国国内の友人も今年7月ごろにはすべて売り払ったとコメントを貰っております。そして現実、彼の言うとおりにもなってきております。

冒頭でご説明した、仮想通貨市場への悪材料やETHの抜本的な見直しがない限り、大きく浮上をすることは難しくなってきているのではないでしょうか。

短期的にはETHはベア目線で考えております。

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