EU議会は加盟国メンバーとICOについて前向きに議論

欧州議会のメンバーは、今月、経済ブロック会議にてイニシャルコイン・オファリング(ICO)に関する新たな規制を作成するという提案を議論するための会合がありました。

EU議会内の全当事者イノベーショングループは、より広範なクラウドファンデーションの枠組みの一部をなすべく、ICO規則とその潜在的利益および問題について検討に入ったようです。
出所参考元 https://www.coindesk.com/the-european-parliament-wants-to-make-icos-more-accessible/

以前CoinDeskによると、この提案は欧州議会(MEP)のメンバーであるAshley Fox(フォックス氏)によって書かれたコラムになります。

Fox氏は、トークンセールの収益だけでなく、知っている顧客/アンチマネーロンダリングの要件について8百万ユーロの上限を要求しました。

欧州議会が規制を採択すれば、トークン販売の基準が作られ、プロジェクトが資金を調達し、28の加盟国のいずれかで事業を行うことが可能になるよう働きかけるようです。

「私たちはICOを可能に、且つより良く実現させようと努力している。」とフォックス氏は発言しました。

フランスのDigitale Managing (デジテールマネージング)のディレクターNicolas Brien氏(ブレイン)は、「市場は全世界に対して真っ当な確実性と優れた正当性が求められる。」とこの会議で発言しました。

また、「確実性を持てるだけでなく、その正当性をも持てるよう、我々はヨーロッパ全域でのICOに関する提案を歓迎しており、つまりこれらは人々にICOによる資金調達手段の確実性について知ってもらえるようにしなければならない。」と発言しております。

ユーティリティトークンが譲渡可能な資産価値、及びセキュリティかどうか、規制当局はこれを最も注視しておりますが、クラウドファンディングももう一つのICOに近しい形態であると認識しているようです。

もちろん会合では、多数の代表者と規制当局が、ブロックチェーン資金調達モデルを採用した詐欺の流行を踏まえて、ICOの厳格な監視について、必要性を強調する議員も目立ちました。

ファイナンシャル・コンダクト・オーソリティー(FCA)のローラ・ロワイヤル氏は、「企業が幅広い投資家から資金を調達し、仲介者コストだけを支払うことのみならず、この分野で大きな潜在的利益を見出せるよう、透明性とボラティリティを高めて信頼性を勝ち取らなければならない。詐欺の可能性をも秘めているのだから」と述べました。

特に、FCAはICOに関して、不正の割合が高いと見ています。

明確な数値が割り出せないようですが、規制当局はICO詐欺の確率は25%から81%につながる可能性について試算しているようです。

欧州議会のメンバーは、9月中までに提案書の修正案を提出することができ、さらなる議論がなされるように務めると発言しております。

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