香港、ブロックチェーンの貿易金融プラットフォーム稼働へ。

中国の自治区の事実上の中央銀行である香港通貨当局(HKMA)は、「香港の7つの銀行が開始した貿易金融プラットフォームは、HKMAによって促進され、2018年9月までに開始される予定である」と同当局はコインデスクに語った。参考:https://www.coindesk.com/hong-kongs-blockchain-trade-finance-platform-to-go-live-by-september/

フィナンシャルタイムズ紙の報道によると、HKMAのブロックチェーンプラットフォームにはHSBCとスタンダードチャータード銀行を含む21の銀行が参加しており、金融機関間のデータ共有に透明性をもたらすために、いくつかの銀行がHKMAと共に貿易金融プラットフォームのテストを完了したと報告された。

当時の参加者には、HKMA、中国銀行、東アジア銀行、ハンセン銀行、HSBC、スタンダードチャータード銀行があり、コンサルティング会社のデロイトがプロジェクトとして参加した模様。

このプラットフォームの目的は、貿易金融や二重資金調達に関連する詐欺行為を減らすことであり、結果的に与信の向上、長期的には資金調達コストが削減される可能性を秘めており、中小企業支援につながると HKMAはコメントした。

HKMAは今後さらに多くの銀行が徐々に加わることを期待している。

HKMAプロジェクトがLive(ライブ)になると、このプロジェクトは、政府機関に支援された最初のブロックチェーン貿易プラットフォームの1つとなる。今月初めヨーロッパの銀行グループは、IBMの協力を得てWe.Tradeと呼ばれるプラットフォームを開発し、稼動したと発表した。

一方、HKMAはシンガポールのパートナーと協力して、国境を越えた取引を解決するブロックチェーンベースのネットワークは 2019年初頭を目処にリリースのようだ

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