日本のベンチャー企業が作ったクライアント型ウォレット「Ginco」をご紹介します。
仮想通貨もっと流動性を持たせるために仮想通貨の銀行を目指してこのGincoが生まれたそうです。
法定通貨のように必要な時必要なだけ取引に応じられるようスマホアプリとして持って歩ける仮想通貨というイメージです。将来的にはこのGincoウォレットに法定通貨も組み込む予定だそうです。
Gincoの会社概要
会社名:株式会社Ginco (Ginco Inc.)
設立:2017年12月21日
資本金:1000万円(資本準備金含む)
事業内容:仮想通貨ウォレットアプリ「Ginco」の企画・開発・運用
代表者:森川夢佑斗
所在地:〒150-0036 東京都渋谷区南平台町15−10 MAC渋谷ビル8階
(Gioncoホームページより)
また、グローバル・ブレイン株式会社より1億5千万円の資金調達を完了済。
では、そのGincoアプリを見てみましょう。
はじめにアプリをダウンロードします。
(https://ginco.io内のリンクバナーから。現在iPhoneのみのリリースとなっております、Android版は現在開発中です。2018.7.23現在)
①アプリの登録
・Gincoの初期画面にて「今すぐ始める」をタップ
・ユーザー名入力で任意のユーザー名を入力
・続いて暗証番号6桁を入力
②利用規約に同意
利用規約3項目にチェックを入れ「Gincoを始める」をタップし登録が完了します。
自動的に③の画面に遷移します。
③使用通貨の設定
以下のように表示されていれば青い文字で書かれた「すべて見る」をタップするとすべての通貨一覧が表示されます。
「通貨を追加/非表示」をタップすると表示する仮想通貨一覧の画面に遷移しますので、表示したい通貨のスイッチをオンにします。
④仮想通貨の送金
送りたい通貨を表示して「送金する」をタップすればQRコードで相手のアドレスを読み取り直ぐに送金出来ます。
(初回のみカメラアクセスを許可するアラート画面表示されます)内蔵カメラが起動したら相手の(送金先)QRコードを読み取ります。
あらかじめ写真アプリに取り込んだQRコードも読むことができます、もちろん直接アドレスを入力することも可能ですがミスタイプ等避けるために出来る限りQRコードを読み込む事をおすすめします。
送金金額を入力し送金します。
⑤仮想通貨を受け取る
QRコードが表示されますので送金者にてアドレスを読み取ってもらいます。
あるいはQRコードまたは送金アドレスをメール等で相手に伝えます。先方の送金手続き後、数分で受け取ることが出来ます。
⑥セキュリティ設定(重要)
ここからはとても重要な作業です。面倒な作業ですが必ず実行してください。
この設定を実行しておけば、万が一スマホが壊れてしまったり、機種変更の際にウォレットを引き継ぐことが出来ます。
というか、このバックアップ作業をしなければ万が一の場合、二度と自分のウォレットは帰ってきません。財布を落とした時と同様な状態になります、拾って届けることも出来ません。
⑥の画面から右上の人型アイコンをクリックします。
登録したユーザー名と各設定項目が表示されます。ここで、「セキュリティ設定」をタップし「バックアップを実行」をタップします。
⑦バックアップ作業の実行
注意事項を読んで必要なもの(紙とペン)を用意してください。
「バックアップキーを表示」ボタンをタップします。
次の画面で順に12個のひらがなで書かれた単語が表示されます。一つづつ順序を間違えずに単語を書き留めていきます。
12個の単語がすべて表示されたら、次に確認作業⑧です。
⑧バックアップの確認作業
(強制的に行われます)
ちなみにスクリーンショットを撮ってみると以下のように怒られます(笑)
今度は先程と逆に12個の枠に、先程書き留めた順にひらがなの単語を入力していきます。
つまり、この12個の単語の組み合わせがバックアップキーなのです。
なくさないようにまた、消えないように油性のボールペンで書いたメモ(バックアップキー)を保存して置くようにしてください。
⑨バックアップ作業の完了
12個の単語が間違えなく入力されれば設定完了の画面になります。
ちなみに、他のスマホやiPadなどお持ちの方は同アプリをダウンロードしバックアップキーを入力すると同様のウォレットが表示されます。
また、バックアップキーはいつでも確認できます。
仮想通貨を持ち歩く財布「Ginco」
このようなアプリが一般化すると益々キャッシュレス化が進み、またどこの国へ行っても同じように(共通通貨で)売買が出来る世界がもうそこまで来ているという実感が湧いてきますね、また銀行口座を持たない人々が多い発展途上にある国でもこのような方法で安全な財布を持つ事が出来るんですよね!
ただ、便利だからといって、このウォレットアプリに自分が持っている全財産を保持する事だけは避けてくださいね。
何かの間違えでウォレットが飛んでしまった場合は誰も責任をとりません。すべて自己責任での行動となります。
法定通貨(現金)の財布と同様、必要な分だけを持ち歩くようにしましょう。
ぜひ、みなさんも下記からインストールして使い心地を試してみてくださいね!