仮想通貨取引所 OKCoinは米国市場参入です。いくつかの主要コイン及びドル建てペアを含めたサービス展開を模索します。
OKCoinのウェブサイトによると、金曜日、米ドルの預金と引き出しのほか、ビットコイン、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、イーサリアム、イーサリアム・クラシックの5つのコインからサービスを始めるようです。
同社は、2017年11月に米国金融犯罪執行ネットワーク(FinCEN)に貨幣サービス事業(MSB)登録を行っており、公表文書にはOKCoin USA Inc.と呼ばれる法人がカリフォルニア州マウンテンビューに登記されていることが判明しました。
しかし、OKCoinはウェブサイト上では暗号化取引サービスが現在カリフォルニア州の投資家に限定されていると述べています。
続けて同社は最初のMSB提出書類に、自前の既存のシステムで活動を開始する予定であることを示しました。
このニュースは、HBOと呼ばれるパートナーを通じて今月米国内の全50州について、仮想通貨同士の取引サービスを開始したHuobi同様の動きとなります。
今年の初めに、HBUSはFinCENにMSB登録を提出しています。しかしHuobiの共同設立者兼CEOであるLi Lin氏は、FinCENに登録しても、米国内での仮想通貨規制上の問題のすべてを解決できるわけではないことについても触れています。
OKCoinとHuobiは、2017年に中国の規制当局によって発令された厳しい取引規制がかかり、中国国内での営業閉鎖に追い込まれました。規制当局の締め出しに伴い、取引所は事業を海外にシフトさせる動きは目立っております。
この度、米国市場に参入に中国系企業の受け入れがどのような形で対応されるか市場も注目していることでしょう。
出所参考:https://www.coindesk.com/okcoin-exchange-launches-in-us-offering-fiat-to-crypto-trading/