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一目均衡表の見方

株やFXのテクニカル分析では超メジャーな「一目均衡表(いちもくきんこうひょう)」、みなさんも一度は目にしたことがあるんじゃないでしょうか。

ビットコインチャートでも、もちろん大抵のプラットフォームで使用できるテクニカル分析の一つとなっています。

パッと見て現在の相場状況がわかるのが一目均衡表の利点ですが、それぞれの線が表す意味や、「買いシグナル」「売りシグナル」を明確に理解している方は少ないかもしれません。

今回はとっても簡単にですが、一目均衡表の見方やトレードへの活かし方を説明したいと思います。

※一目均衡表は世界的に有名なテクニカルツールで、80年ほど前に日本人が開発したテクニカル分析の一つです。(開発者は細田さんで、一目山人というニックネームです。)
ローソク足と一目均衡表(candlestickとICHIMOKU)は日本が誇る世界最高のテクニカル分析の代表です。

 

【一目均衡表のテクニカル構成】

(DMM Bitcoinの一目均衡表チャートをカスタマイズ)

1.転換線

当日を含む過去9本の足の高値と安値の半値をつなげた線

2.基準線

当日を含む過去26本の足の高値と安値の半値をつなげた線

3.先行スパン1

基準線と転換線の半値を、当日を含めて26本未来に移動させた線

4.先行スパン2

過去52日の半値を当日を含めて26日未来に移動させた線

5.遅行スパン

日々の終値を当日を含めて26日過去に移動させた線

 

となります。各線の色をカスタマイズすると、より理解しやすくなりますよ。

 

そして、先行スパン1と先行スパン2に囲まれた空間を塗りつぶしたものが「抵抗体」で、いわゆる「雲」と呼ばれるものになります。

 

 

【一目均衡表の基本的な見方】

■買いサイン

1.転換線が基準線を下から上に抜ける(均衡表の好転)

2.遅行スパンがローソク足を下から上に抜ける(遅行スパンの好転)

3.1,2の達成と共に、現在価格が抵抗体(雲)を上抜ける(三役好転)

 

■売りサイン

1.転換線が基準線を上から下に抜ける(均衡表の逆転)

2.遅行スパンがローソク足を上から下に抜ける(遅行スパンの逆転)

3.1,2の達成と共に、現在価格が抵抗体(雲)を下抜ける(三役逆転)

 

この1,2,3をセットアップ(エントリー条件達成)として、買い、売り目線を決めることができます。

 

【買いセットアップ「三役好転」の例】

よく雲がねじれて先行スパン1と2が入れ替わったらトレンドが発生しているとも捉えられますが(図でいう青い雲が上昇トレンド雲)、雲が入れ変わってからエントリーしたら遅すぎることが多々あります。

短期(9本)半値線である転換線が、中期(26本)基準線を上抜けることで短期的な買い優勢を表し、現在価格が26本前の価格を上抜く(遅行スパンがロウソク足を上抜け)ことで中期の買い優勢を示します。

そして、先行スパン2は長期(52本)の半値なので長期トレンドの方向性と均衡点を示しています。

このように一目均衡表は短期、中期、長期の力関係がひとつのチャートでわかるようになっているのです。

 

【なぜ半値が重要なのか】

一目均衡表では、基準線、転換線、先行スパン1,2の4本で各期間の「半値」が描画されています。

なぜ半値が重要なのかというと、「ひとつのトレンドにおいて半値(50%)を基準に、買いと売りの拮抗が崩れるから」です。

フィボナッチリトレースメントを使った分析も、50%戻しがひとつの重要な押し目になっています。

 

【トレンドともみあいの見分け方】

■もみあい期

もみあい時には、一目均衡表の各線は横ばいになり、ロウソク足に絡んできます。

特に遅行線がロウソク足に絡んでいる場合は、長期間(26本前から)価格帯が変化していないことを意味します。

 

 

■トレンド期

トレンド期には、ロウソク足と各線が離れていきます。短期の転換線、中期の基準線、長期の先行スパン1,2が支持線・抵抗線となり、押し目(戻り目)を拾う目安になります。

 

【実践!一目均衡表】

(1)長い時間を参照する

それでは基本を学んだところで、実践で使えるのかどうか見てみましょう。

一目均衡表は本来日足を基準に作成されたテクニカル指標ですが、もちろんそれより小さい時間足でも通用します。ただし5分足などのあまりに短い分足だと雲がしょっちゅう好転、逆転して入れ替わるので逆に目線が固定しづらかったりします。

目線を固定するという意味では「マルチタイムフレーム分析」を取り入れて、4時間足と15分足など長い時間足と短い時間足を組み合わせて見ると良いですね。

チャートを並べて見る時は、長い時間足のどの領域が短い時間足チャートに該当しているのかを把握しておくことが重要です。

 

 

(2)エントリー事例

実際に1時間足を見てエントリー・決済をシミュレーションしてみましょう

青丸…三役好転(転換線が基準線を上抜け、遅行線スパンがロウソク足を上抜け、現価格が雲を上抜け)で買いエントリー。逆の雲に突入で損切り。

赤丸…三役逆転(転換線が基準線を下抜け、遅行スパンがロウソク足を下抜け、現価格が雲を下抜け)で売りエントリー。その後雲がねじれて抵抗体となり、価格が雲に突入したところで決済(利確)

 

より大きい4時間足では、雲の交代(先行スパン1と2が逆転する)の頻度が少ないのでもっと長い時間保有し、大きく利益を取れる可能性も増します。

 

(3)他のテクニカル指標と組み合わせる。

三役好転、三役逆転はドテン売買(売りでエントリーしたポジションを買い戻して、買いエントリーをし直す)を繰り返すことに気づきましたでしょうか。雲を基準にすると、大きなトレンドでは大きく取れますが、雲の交代が頻繁にある場合は損切が続いてしまうことが多々あります。

そこで損を少なくするのと同時に、利益を最大化させるために他のテクニカル指標を取り入れてみるのも手です。

MACDを追加してみました。MACDのピークを目安に最大利益(と思われるところ)で決済する、

ダイバージェンスの発生でトレンドの転換が起こることを予想して決済する、などがあります。

MACDのゼロライン交差が雲転換や雲への突入と同じタイミングになっていることも興味深いです。

一目均衡表に他のテクニカル指標を加えることでより自分にあった決済方法が見つかるでしょう。

 

以上、基本的な一目均衡表の見方と、実践例でした。

一目均衡表は、大局を見極めるのに非常に使えます。

特にトレンドが発生をはじめてしっかりと上昇しはじめたころから威力を発揮することが多いです。

特にエントリーの入り口の精度が高いというわけです。

また一目均衡表には他にも【波動論】【値幅観測論】【時間論】という理論もあり、とくに時間論といくタイムサイクル理論は有名です。

チャートが動く変化日を予測したり、波動の計算で目標値を予測することもできますが、かなり難しいので極めたい方はぜひ勉強してみてくださいね♪

応用編も時間があれば、更新したいと思います。

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資料出所先:DMM Bitcoin

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