中国の内モンゴル自治区にあるマイニング工場の社長に取材によると、ほぼ一週間前に内モンゴルのマイニング工場向けの電力提供が停止された。
ビットコイン採掘に関して、中国国内規制が厳しくなっていることを示唆している。
マイニング工場の経営者は、それぞれマレーシア、キルギス、ベラルーシ、さらにはカナダやアイスランドへ海外移転を検討していると取材で明らかになった。
ビットコインマイニングするにあたって、大量なGPUを動かすため、膨大な電力を費やす必要とする。そして中国は世界中の約70〜80%をビットコインをマイニングしていると言われている。
依然として、世界最大のマイニングパワーを維持しているようだ。
しかし、2017年12月28日、中国政府から書面通知を下り、以後、中国管轄地域内の電気代金調整し、クラウドやビッグデータ関係事業者に対して、事業実態調査を終わるまですべて電力提供一時停止するという内容を発信している。
上記の文書に添付されている企業のリストには、「Bitmain」、「位元云谷」などの中国国内のマイニング大手も含まれている。
実際の現状では、中国国内他の地域でも四川省、山東省などはまだ通常運転しているエリアも多く、これらの工場がいずれ海外に移る可能性が高くなった。
ビットコインのマインんグには、パソコンで非常に複雑な計算力が必要となり、現在でも驚くほど電力消耗しているため、尚、最大なコストとなっている。
2017年末までの統計によると、世界中にビットコイン採掘のため、約20.5 TWhまで電力消費に上昇しているとのこと。
これは世界の総電力消費量の0.13%に相当する。
これまでのメディア報道によると、中国最大のビットコインマイニング会社Bitmainの最高経営責任者(CEO)は、今期、同社はシンガポールに地域本社を構えることになっており、米国とカナダでマイニングの事業展開も増やしていくと述べた。
ライバル社である、BTC.Top社(世界No3)はカナダで事業部門を開設し、ViaBTC社(世界No4)もアイスランドと米国で事業を展開をはじめている。
■最後の争い
2018年1月3日、ビットコイン誕生して、丁度9年が経過する。
残念ながらBTC価格は2018年に入ってから価格は低下傾向だ
Bitstampデータによると、2月1日、ビットコイン日中下落率は7%超過し、23.6%まで落下した。全体的に$ 600億の時価総額が蒸発してしまった。
総量の2100万枚のビットコインの総供給量は現在に至って約80%採掘されている。
つまり、1,680万枚のビットコインを世界市場に流入した計算になる。
残り最後の20%はつまり約420万枚のビットコインをこれから100年かけて採掘していく形となっている。
2009年にマイナーに与えられた報酬はブロックごとに50枚ビットコインになっていたが、今は新しくブロックを採掘した場合は、半減期を2度経験しているため、マイナーの報酬は約12.5枚のビットコインまで減少している。
当初のサトシ・ナカモトが提案したビットコインネットワークでのブロックは、4年に一度の半減期を迎える設定だ。
マイナーの報酬を2016年の6月を期に、半分カットされるというルールであったため、現在の計算によれば、2020年6月からは1ブロック当たりの報酬は6.25枚ビットコインに減少される。
現在、中国の深セン華強北地域を中心となる、ビットコインマイニング機が生産されている。
世界からのそれぞれの注文が殺到され、常に供給不足に陥っている。
この流れは当面変わりそうにない。
出所参考元:http://www.8btc.com/last-4200k-bitcoin