中国のシリコンバレーと呼ばれる「華強北」という地区があります。
深センにあるエリアです。
現在、マイニング企業の中でも中心地となっております。
海外のメディアによると、仮想通貨の人気に伴い、マイニング事業の需要によってマイニング機の注文が大幅増えて続けているようです。
世界の3大ビットコインマイニング機器メーカーもすべて中国の企業です。
しかし、マイニング事業発展に伴い、中国国内ではさらに電力消費量が増大しております。
大量のエネルギー消耗によって、さらに公害が発生するとみられており、中国政府は規制監督強化に向けて動き出しているようです。
仮想通貨マイニング機の高騰!
「ここ数カ月で、S9(ビットコインマイニング機械の一種 )の原価は1万元⇛3万人民元近くに値上がりしております。(ちなみにこのCPUの上位チップ、ASICは日本製がほとんどです。)
マイニング事業を展開する劉氏曰く、昨年から更にマイニング機の発注が増えており、ユーザー層はロシアの顧客からも注文が増えているとコメントを残しています。
ちなみに検索するとAmazonでも高額で取引されているのが散見されます。
仮想通貨総合ニュースサイト、Cointelegraphによると、世界最大なビットコインマイニング機械メーカー「中国比特大陆」は、最新モデルA3アリマイニング機を発表をしております。
「中国比特大陆」に加えて、世界で2番目と3番目の「嘉楠耘智」、「亿邦通信」も中国のメーカーです。
現在、中国のIT産業の中心となっている深セン華強北は「中国のシリコンバレー」の発祥地である、かつ「世界の新しい中心」マイニング機械の生産地へと変貌を遂げております。
マイニング市場で圧倒的な存在感を示している中国企業。
海外より中国国内での低コスト、低電力は、マイニングビジネスの一連の流れを川上から川下まで全て担っているのが現状です。
中国はマイニング事業も禁止にするのか?
中国規制当局の態度は仮想通貨取引所を閉鎖した後、マイニング事業を段階的にシャットダウンする方針と一部から噂が流れてきております。
現在、中国の西部でビットコインマイニング工場が多数存在しております。
それに伴い、エネルギー消耗や汚染などの問題が相次いで掲げられていたため、2018年規制措置を強化する方向で中国政府が監督を促しているようです。
現在、日本とアメリカの大手企業たちは、それぞれ最先端のマイニングチップ開発・研究をすすめております。
オームの法則により、半導体業界のレベルは確実に年々アップしてきており、処理能力の高い機器が生産されていくのは時間の問題です。
これから中国の優位性は徐々に消えてしまうと推測されますが、まだ向こう2〜3年は市場を支配するのではないでしょうか。
出所参考元:http://news.btc123.com/news/detail?id=11399