仮想通貨のハッキング被害を避けるためにも、2段階認証は必須と以前お伝えしましたね。
そろそろ師走、忘年会シーズンの到来で飲み会続き、居酒屋やタクシーにスマホをもしも忘れたら?
スマホをなくすだけでもかなり困ることが沢山あると思いますが、色々な被害に合わないように、できる限りの自己防衛策は講じておいたほうがいいですよね。
今回はもしもスマホを失くした場合にどうしたらよいのかをまとめてみました。
◆スマホの画面ロック・指紋認証はされているか
画面ロックをしていない方はよもやいないと思いますが、ロックをしないでスマホをなくした場合はネット通販での履歴から、カード情報や銀行口座の情報まで漏洩する可能性があります。
画面ロックはもちろんのこと、できれば指紋認証に対応したスマホであれば、盗難にあったとしても携帯に登録している情報を盗まれる可能性が低くなります。
◆とりあえずスマホを探そう
まずは、なくしてしまったスマホが今どこにあるのか、探してみましょう。
Androidの場合>>>Googleの「端末を探す」を使う
2.Googleにログインして「端末を探す」を使用する
※「端末を探す」を使用するには、紛失した端末が次の要件を満たしている必要があります。
・電源がオンになっている
・Google アカウントにログインしている
・モバイルデータ ネットワークまたは Wi-Fi に接続している
・Google Play での表示がオンになっている
・位置情報がオンになっている
・「端末を探す」がオンになっている
以上で、リモートでの位置の特定、ロック、データの消去が可能になります。
iPhoneの場合>>>
1.iPhoneのiCloudの設定で「iphone を探す」をオンにする
2.パソコンや他の端末でiCloudにログインし、端末を探します
※Googleのデバイスの登録でiPhoneが登録されていれば、Googleの「端末を探す」サービスを使うことができます。
上記をやってもスマホを探すことができなかったり、最悪壊れてしまった場合は、どうなるのでしょうか…
■Google認証システムアプリ・SMSログインで2重ログインを設定している場合は、スマホをなくすと取引所にログインできなくなります
これは当たり前なのですが、スマホがなければ2重ログインをすることができません。
取引所にログインできないので、当然2重ログインの設定を解除することもできません。
■2重ログインができなくなった場合は、速やかに各取引所に連絡しましょう
bitflyerのQAに同様の質問がありましたので引用します
例:bitflyer
Q:二段階認証を解除したいです。
A:ログイン後、設定メニューよりご自身で解除・変更することができます。
なお、セキュリティの観点から仮想通貨の外部送付時は、二段階認証が必須となっております。
ログインができない場合、お電話でご本人様確認をさせていただいた後、二段階認証機能を解除させていただきます。お問い合わせフォームよりご連絡ください。
というように、大抵の取引所は電話や本人確認書類(セルフィー)の再送付によって本人確認を行えば2段階認証を解除してもらうことができます。
■スマホはロック(指紋認証)が基本
■スマホを探すサービスを活用する
■2段階認証はサポートに連絡して解除してもらう
スマホ探索機能は、一度テストできちんと位置情報が表示されるか、試してみると安心です。
今やスマホは生活になくてはならない必需品となりましたが、万が一なくしてしまった時のための対策も、日頃から意識しておくとよいですね!
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