■DASH(ダッシュ)について
DASH(ダッシュ)を簡単に説明します。今までに紹介したモネロXMRやジーキャッシュZECと同様、匿名性を重視した仮想通貨です。
2014年1月に公開、公開後間もなくダークコイン改称、その後2015年3月にInstantXという機能を追加し現在のダッシュDASHとなりました。
プライバシー関連はCoinjoinの改良拡張バージョンです。
コンセンサスアルゴリズム PoW(Proof of Work)
ハッシュアルゴリズム(暗号化) X11(11種類のハッシュ関数を組み合わせている)
上限発行数 2200万dash
ブロック処理時間 約150秒
本日現在(10月26日)時価総額 約¥2,524億円で第6位となっております。
(coinmarketcap.com調べ 2017年10月26日現在)
■DASH(ダッシュ)の特徴
PrivateSend
DASHウォレットを見るとわかりますが、DASHは匿名性を重視しています。ある数量のコインを送信する場合PrivateSendと呼ばれる機能があります。
また、この機能の他にインスタントセンドと呼ばれる瞬時に送信する機能も持っています。
PrivateSendについてもう少し詳しく紹介します。
最低3人のユーザーよって取引が形成され、複数のユーザーが取引を結びつけることができないという、いわゆるリングシグネチャを採用しています。
すべてのPrivateSendトランザクションがユーザーに支払うように設定されている場合、システムは盗難に対して非常に強固であり、ユーザーのコインは常に安全です。
現在、PrivateSendを使用してミックスするには、最低3人の参加者が必要です。
システム全体のプライバシーを向上させるために、0.1DASH、1DASH、10DASHおよび100DASHの共通金種を使用し、 受取側でミキシングされ受け取るシステムになっています。
この手法はMONERO(モネロ)と似ています。
モネロXMRとは (アルトコインシリーズ)
また、PrivateSendはセッションあたり1000 DASHに制限されており、多額の資金を完全に匿名化するには複数のセッションが必要です。
設定された間隔で、ユーザーのクライアントは、マスター・ノードを介して他のクライアントとの結合を要求します。
Masternodeに入ると、キューオブジェクトはネットワーク全体に伝播され、ユーザーの識別に使用できる情報は含まれていません。
エボリューション(Evolution)
正式な名称はまだわかりませんが、間もなく登場するクイックペイ的な機能です(DashPay)ここではDashPayとします。
DashPayは、スマホアプリでショップなどの買い物で簡単に支払いができるシステムです。おばあちゃんでもスマートフォンで簡単に支払い出来るそうです。
世界共通通貨としてスタンダード化される第一歩だと思います。海外旅行などでいちいち両替せずに、安心して支払いが出来るのはいいですね!
その他
DASHの中核システムは独特のインセンティブP2Pネットで構成されています。
マイニングはブロックチェーンを保守することによって報酬を受け取り、マスターノードは取引検証、データ保存やサービス提供で報酬を受け取り、機能に対しても分散化されています。
マスターノードのブロックチェーン構成も、即時払い、匿名性、分散化管理など様々な分散化によりサイバー攻撃を受けにくい構造になっています。
ダッシュ(DASH)は年末から2018年にかけてエボリューション(Evolution)というソリューション名で新しい提案をして来るそうです。
世界共通の取引通貨として期待したい一つです。
DASHが購入できるのは現在、国内ではcoincheckのみの取扱となっております。
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