―1月2日配信―
ゼロヘッジが先日、ゴールドマンサックスからのレポートの抜粋を紹介していましたので、こちらを元に解説したいと思います。
出所:Goldman’s Top Charts Of 2020
こちらのリンク内にある図の中で、G10の中央銀行の量的緩和の推移グラフには注目です。FRB、ECB、日銀と世界三大中央銀行を含むG10の中央銀行の緩和マネーの推移グラフです。
2008年以降、リーマンショックから数年間かけて緩和したマネー量に対して、今年1年間で刷ったお金の量のほぼ同じ量となっております。おそらくこのレポートは10月か11月分しか反映されていないようで、12月のFRBとECBの緩和は含まれていなさそうです。これらを考慮すると、この1年間で緩和したマネー量はおよそ10兆ドルを有に超えてます。
さらにここに2兆ドルぐらいを追加されて12兆ドル〜が2020年の緩和量だったというわけです。
リーマン・ショックからダウは3倍以上になり、ついに3万ドルをつけましたが、今年の緩和規模が大きいため、それでは次は、5万ドルぐらいでしょうか?
2021年のコロナパンデミックはさらに続きそうです。中央銀行の輪転機は周り続けるでしょう。
そういった意味で、BTCを始めとして、非中央集権的なコインへの資金流入が目立った年でもありました。BTCの他は、ETHとLTCは最も代表的なものです。それ以外のコインの大半は中央集権的なコインが多いです。XRPやNEMもそのひとつです。
2020年は米ドルをはじめとしたフィアットの価値が毀損しました。その代わり、株式や貴金属、非金属の価格は上昇しました。紛れもないグローバルインフレの兆候でしょう。
そしてやはり、なかでも最もパフォーマンスが良かったのは暗号通貨でした。
BTCは300%以上の値上がり、ETHに関しては500%以上の値上がりを示現しました。これは金融・経済界にセンセーショナルなインパクトを与えられたと思います。
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