円高の恩恵でビットコイン1万9850ドル|FOMCと英国合意なき離脱回避に前進

この記事は、 読む仮想通貨ストラテジーレポート(現在オンラインサロンにサービス移行)で数日前に配信したメールマガジンの一部から転載しています。

―12月15日配信―

本日夕方から、ユーロドルやポンドドル中心に動き出しました。それから少し遅れてビットコイン(BTCUSD)も動き始めております。

FOMC待ち相場ではあるのですが、ポンドドルの上昇のほうが影響が大きかったようです。英国側が、EUの条件を呑んだとの報道です。

ふたつの大きな条件があり、公正な競争条件と漁業権の問題です。その前者が合意できたとのことで、ポンドドルが高値を更新しました。

残るは漁業権問題(一番重いやつ)ですが、これのためなら期日延長はありかもしれません。この通りとなれば、ポンドも一安心で買い戻される+合意なき離脱回避にて、安心の買いが入ってくると思われます。そうなれば、ポンドドルは2018年の頃と同様に1.40以上まで回復するでしょう。

FOMCがターニングポイント

さて、あと数時間もすればFOMCです。

バイデン 政権の正式誕生に遅れが出ていることから、今回の追加緩和は一旦見送り予想が増えてきています。しかし、コロナの患者と死亡者がまだまだ急増していることを考えると、手を止めないパターンもあるかな、と思います。

今回追加緩和しなくとも、その含みや具体的なプランが出てくる可能性は大きいでしょう。来年のドットチャートなども意識されるでしょうし、何かしら市場は都合の良い解釈をしてくれると期待しております。

ブレイナード理事誕生やイエレン財務長官ならば、やはり大きなドル安市場しか考えられません。引き続き、ドル安相場は継続、インフレ経済だと考えます。

このタイミングで、ビットコインが史上最高値を更新となれば、待ちに待った大きなトレンドを生むのではないでしょう。
ドル円価格が下がってくれたおかげで、ビットコインは既に19850ドルと、2万ドルまで残り150ドルとなりました。対円では207万円代で一気に突破します。

売買戦略

ドル安継続であれば、BTC、ETH中心ロングは変わらず。XRPはポジションを減らして正解でしたね・・・。

まだまだビットコインが市場を牽引していくイメージで考えています。

 

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About 児山 将 62 Articles
個人投資家兼Webメディアのフリーランス 2009年にFXで相場に参入。2014年末にひろぴーさんに連れられてリップルのセミナーに行ったのがキッカケとなり2015年に暗号通貨への投資を開始。10年間の投資経験と早期からの暗号通貨市場への参入の経験を生かす。交換業者との繋がりも多い。