1週間ぶりの202万円 ビットコインは再び強い動きに

この記事は、 読む仮想通貨ストラテジーレポート(現在オンラインサロンにサービス移行)で数日前に配信したメールマガジンの一部から転載しています。

―12月15日配信―

上方向は24時間以上の200万円の滞在か202万円の突破とした後に相場は急落。

売買戦略は194万円を割り込んで突っ込み売りとなりましたが、既報の通りマイクロストラテジー社が社債を発行し大規模なBTC購入に踏み切り、12日には購入資金を手にしたとあって相場は反転。さらに、保険大手のマスミューチュアルの参入(100億円規模)もあり全戻しすることになりました。

これらを受けてか、著名投資家のジム・クレイマー氏はビットコインの買い増しするとCNBCで語っています。

さて、このマスミューチュアルの資産規模約は30兆円もあり世界31位。日本の住友生命と東京海上の間くらいに位置しており、激震が走るのも無理はありません。

ヘッジファンドに次いで、ついにアセットマネジメントが参入してきたことは、ひとつステージが変わったといえます。

年金・保険運用会社はヘッジファンドよりも運用のハードルが高く、また保有期間も長期間にのぼります。また空売りを行うこともありません。世界中のアセットマネジメントのトップ500の運用総額が104兆ドルに対し、ヘッジファンドの運用総額は2兆ドルと、その運用規模は52倍と桁が違います。

直近報道された大規模な購入予定報道(マイクロストラテジー社の追加購入、グッゲンハイムの購入規模、マスミューチュアル)では、860億円規模となり、ビットコインの0.2%にもなります。

需給は劇的に好転してきており、水面下でグレイスケールなどを通じてBTCを購入している運用会社も多いことでしょう。

また、暗号資産プロバイダーのLumi WalletのiOSアプリで仮想通貨の購入機能が追加されるなど、インフラ面もまずまず拡充してきています。

ビットフライヤーのレポートでは、価格プレミアムを加味した妥当価格を180万円~190万円としましたが、185万円~195万円にスライドします。

仮想通貨全体の売買代金が10兆円程度と伸びていないのが気がかりですが、じわじわと上昇するようであれば、どこかで空売りのストップがトリガーされるような急騰になるかと思います。
 

ビットコインFX@トレーダーひろぴーの仮想通貨メディア@BitcoinFX5

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About 児山 将 62 Articles
個人投資家兼Webメディアのフリーランス 2009年にFXで相場に参入。2014年末にひろぴーさんに連れられてリップルのセミナーに行ったのがキッカケとなり2015年に暗号通貨への投資を開始。10年間の投資経験と早期からの暗号通貨市場への参入の経験を生かす。交換業者との繋がりも多い。