鬼より怖い一文新値

この記事は、 読む仮想通貨ストラテジーレポート(現在オンラインサロンにサービス移行)で数日前に配信したメールマガジンから転載しています。

―11月5日配信―

ビットコインが再び年初来高値を更新し、150万円が目前に迫っています。

ここで気を付けておきたいのが、「鬼より怖い一文新値」という相場格言。

株価が高値更新をしたあとそのまま上抜けを果たせないと、それが天井となり株価が下落する可能性がある、という意味です。 「一文」は昔のお金の単位、「新値」は読んで字のごとく「新高値」を表しています。

これは、ビットコインの高値更新にはよくあるパターンで、特に休日に直近の高値を更新した後に伸び悩んでしまうと、途端に利益確定売りが優勢。引き上げた損切注文をトリガーする形で急落が発生します。そのため、2,3万円の下落は辛いという方は、しっかりと損切り価格を上げておきましょう。

筆者も、現物のポジションはもう7月からずっと保有しています。しかし、レバレッジポジションは、基本的に1万円以上下落したらポジションはクローズ。ゆるく取引していても、2万円程度下落したら仕切り直すという方法を取っています。

150万円をヒットした後に急落するというリスクを考えながら、ポジション管理をしておきたいところです。

なお、中期的に150万円を明確に突破するという予想は変わりません。

株価を見ると、日経平均はイケイケですが、ダウ先物を見る限り米国株は伸び悩みそうです。150万円を突破するなら、昼間でしょう。

 

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About 児山 将 62 Articles
個人投資家兼Webメディアのフリーランス 2009年にFXで相場に参入。2014年末にひろぴーさんに連れられてリップルのセミナーに行ったのがキッカケとなり2015年に暗号通貨への投資を開始。10年間の投資経験と早期からの暗号通貨市場への参入の経験を生かす。交換業者との繋がりも多い。