メガバンクの巨額マネーロンダリング報道で相場は崩れない

この記事は、 読む仮想通貨ストラテジーレポート(現在オンラインサロンにサービス移行)で数日前に配信したメールマガジンから転載しています。

9月21日は、国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)によるメガバンクの巨額マネーロンダリングによる報道で相場が大きく下落しました。

参考:世界の銀行経由で2兆ドル強の不審な資金が過去20年に移動-ICIJ

ドイツ銀の1兆3000億ドルもの不審な取引があるとされたドイツ銀行は「多くの過去の問題で規制当局が熟知している」と説明しています。

そのため、これが相場をクラッシュさせるような材料ではなく、目先は新型コロナウイルスが収束するかどうかということが焦点となるかと思います。

さて、ビットコインですが108万円まで下がりました。ドル円が104円で反発したため、下げ止まっていますが、大きく買ってきている動きも見られないため、まだ下値余地はありそうです。ここから安値を更新するかどうかは、ドル円が104円を守れるかどうかというところでしょう。

昨晩は目立った材料もなかったため、ショートカバー優勢となった値動きでした。104円付近の買いポジションは厚く、オプションは24日まであります。ここから、一度下がったとしても昨晩の反発の印象があることから、今夜はそのレベルは守られそうに思えます。

ただ、ドル円がようやくこのレベルまで下がってきており、クロス円の弱い状況です。先日お伝えしたように、今週中には割り込みにいくのではないかと予想しています。

 

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About 児山 将 62 Articles
個人投資家兼Webメディアのフリーランス 2009年にFXで相場に参入。2014年末にひろぴーさんに連れられてリップルのセミナーに行ったのがキッカケとなり2015年に暗号通貨への投資を開始。10年間の投資経験と早期からの暗号通貨市場への参入の経験を生かす。交換業者との繋がりも多い。