このコラムでは、非常に簡易的に世界各国の仮想通貨事情を配信していきます。
記事をリメイクして書き足していきますので、話の流れを確認できます。国別にビットコイン、その他の仮想通貨について各国がどのように認めているか、認識する上で学んで頂ければと思います。
■【ビットコインに対する認識、中国編~】
2017.3.10 更新
現在、最大のビットコイン取引量を誇る中国。
2016年末までには、世界の取引高の9割が中国を占めておりました。
中国国内で実際にビットコインの支払い需要があるわけでなく、投機目的で、株でいう、「信用取引」を行っている者が大半です。
ビットコインの情報も多く、ビットコイン市場は中国中心に値動きが形成されております。
株や為替市場でいえば、ニューヨーク市場的な存在です。
世界の金融市場の中心は米国ですが、仮想通貨市場の中心は中国です。
2017年1月、中国の三大取引所立ち入り検査が入りました。中国からの資本流出問題の根源はビットコインを用いた海外送金です。
マネーロンダリングを食い止める為に中国政府が動いたものとみられます。
一時、ビットコインの価格が暴落しました。しかし、その後落ち着きを取り戻すと、2017年3月には既に回復しておりビットコインが史上最高値を更新しております。
現在の中国の市況状況によってビットコイン価格が変動するといっても過言ではなく、最も注視する国です。
ちなみに中国の三大取引所は、「Huobi,」、「TCC」、「OK Coin」です。この3つの取引所が世界のビットコイン価格を決めておりますので、これらの取引所の動向にも注目です。