
マネックスビットコインとは
マネックスビットコインは、マネックス証券が提供する暗号資産CFDサービスです。
「暗号資産CFD」と聞くと馴染みがありませんが、他社の暗号資産取引所が提供するレバレッジ取引(相対取引形式)と、同様のサービスです。
例えば GMOコイン が提供する「暗号資産FX」などが挙げられます。
そもそもCFD(contract for differences)は日本語で「差金決済取引」と言い、銘柄の取引開始時から取引終了時に発生した差額を、損益として顧客資産に反映する取引です。
マネックスビットコインの暗号資産CFDでは、ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産銘柄を売買します。
CFD(差金決済取引)やレバレッジ取引についてもっと詳しく知りたい人は「【仮想通貨レバレッジ取引入門ガイド】初心者でも迷わないやり方を8ステップで紹介!」をご覧ください。

マネックスビットコインの基本情報
マネックスビットコインの基本情報を見てみましょう。
銘柄 | BTC/JPY (ビットコイン/円) ETH/JPY (イーサリアム/円) XRP/JPY (リップル/円) BCH/JPY (ビットコインキャッシュ/円) |
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取引形式 | 相対取引 |
取引手数料 | 無料 |
注文方式 | ストリーミング、FIFO、指値、逆指値、IFD、OCO、IFO |
レバレッジ手数料 | 0.04% |
スプレッド(8/20計測) | 0.1% |
入出金手数料 | 入)無料 出)無料(即時出金は¥330) |
レバレッジ | 最大2倍 |
必要証拠金 | 注文金額/建玉金額の50% |
両建て | 可能 グロス方式 買い/売りポジションの相殺はされず、それぞれ必要証拠金が必要) |
ロスカット(プレアラート) | 証拠金維持率が120%以下となった場合 |
ロスカット | 証拠金維持率が100%以下となった場合 |
取引ツール | 取引ツール専用アプリ「MONEX TRADER CRYPTO(PCは非対応) |
取引ルールを見ると、手数料を業界最低水準に揃え他社の取引所に引けを取らない印象を持ちました。
実は2020年初頭に、マネックスグループ傘下のCoincheck(コインチェック)が、暗号資産のレバレッジ取引サービスを終了させています。
サービスの棲み分けとして、コインチェックを暗号資産の現物取引専門サービスとし、マネックス証券はそれ以外の投資商品を扱う総合的なサービスとしているのでしょう。

専用スマホアプリ「MONEX TRADER CRYPTO(マネックス トレード クリプト)」の特徴

テクニカル指標 | 単純移動平均線 指数平滑移動平均線 一目均衡表 ボリンジャーバンド MACD RSI DMI ADX スローストキャスティクス RCI |
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チャートタイプ | ローソク足 ラインチャート 平均足 |
ライン・フィボナッチ描画 | 不可 |
注文方式 | ストリーミング、FIFO、指値、逆指値、IFD、OCO、IFO |
テーマカラー | 白/黒 |
スピード注文機能 | ナシ |
実際にMONEX TRADER CRYPTOを触ってみた印象としては、シンプルに必要最低限の機能を搭載したツールでした。
今後の機能追加に期待です。
マネックスビットコインのメリット・デメリット
ここまでの情報から、マネックスビットコインのメリット・デメリットを整理します。
- メリット
- レバレッジ手数料とスプレッドが業界最低水準
- 安心の大手証券会社が提供
メリットはやはり、レバレッジ手数料とスプレッドが低い点です。
- デメリット
- PC版取引ツールがまだない
- マネックス証券の口座を2種開設する必要がある
大きなトレンドが発生しやすい暗号資産相場では、トレンド発生直後にうまく飛び乗れるかも鍵となります。
すでにマネックス証券の口座をお持ちの方は、このような投資チャンスを逃さないために暗号資産CFD口座も開設しておきましょう。

また「投資デビューしたいけど、暗号資産意外にFXや米国株なども取引したい」という人は、マネックス証券の「証券総合取引口座」と「暗号資産CFD口座」の開設をオススメします。

ついでに暗号資産の現物取引をしたい人は、マネックスグループのCoincheck(コインチェック)がオススメです。

その他の暗号資産(仮想通貨)レバレッジ取引サービスを比較したい人は「国内の仮想通貨レバレッジ取引所11社を比較!手数料や使いやすさなど11項目を比べてランキング」もご覧ください。