auカブコム証券の「シストレFXナビゲーター」の使い方を徹底解説!

auカブコム証券では、1つのツールで裁量・システムトレードの両方が行えます

この記事では、auカブコム証券が提供するツール「シストレFXナビゲータ」と、その機能の1つである「シグナルチャート」について解説します。

auカブコム証券シストレFXナビゲーターとは?

auカブコム証券の取引きツール「シストレFXナビゲーター」について解説します。

シストレFXナビゲーター特徴

シストレFXナビゲーターを利用すれば、1つのツールで様々なテクニカル指標を用いた裁量トレードや全自動のシステムトレードが可能です。

搭載されているテクニカル指標

トレンド指標は、以下の通りです。

  • MACD
  • エンベロープ
  • ソナーチャート
  • パラボリック
  • ピボット
  • ボリンジャーバンド
  • 移動平均
  • 一目均衡

オシレーター指標は、以下の通りです。

  • RCI
  • ROC
  • ウィリアムズ%R
  • CCI(コモディティ・チャネル・インデックス)
  • ストキャスティック
  • DMI(ディレクショナル・ムーブメント・インデックス)
  • モメンタム
  • RSI
  • 移動平均乖離度
  • 強弱レシオ

その他の指標は、以下の通りです。

  • サイコロジカルライン
  • ZigZag
  • 指数化チャート
  • 売買高+移動平均

シストレFXナビゲーターの使い方

シストレFXナビゲーターを起動させてみましょう。上のような画面が表示されます。

メニューバーには、「注文(新規/決済/FIFO)」、「照会(注文/約定/建玉)」、「照会(注文/約定/建玉)」などが表示されているはずです。

「注文(新規/決済/FIFO)」を押せば、ストリーミング注文、通常注文、IFD注文、OCO注文から好きな注文が選択可能です。

「照会(注文/約定/建玉)」では、建玉の注文・決済などができます。

「投資情報(プライスレート)」では、通貨ペアのレート確認やチャート表示、スワップ情報の閲覧が可能です。

「口座管理」では、証拠金情報と入出金履歴が見れます。

「設定」では、以下の3つが設定可能です。

  1. 取引設定:注文入力画面に初期表示される値の変更、注文入力画面に確認画面の表示の有無を変更できる
  2. 環境設定:ロスカットの表示やサウンドの有無の設定、ログインした時に表示される画面を設定できる
  3. 通貨ペア設定:表示される通貨ペアの設定・順番の変更ができる

他にも、システムトレードの起動や画面表示方法の変更などが可能です。

シストレFXナビゲーターのおすすめの画面設定

シストレFXナビゲーターでは、全自動取引以外にも裁量取引が可能です。裁量取引時におすすめの画面設定について解説します。

まずは複数のチャートを見ながらテクニカル分析する時に利用できる方法です。シストレFXナビゲーターの「投資情報(プライスレート)」→「多機能チャート」をクリックすれば、複数のチャートを表示できます。また、チャート画面から通貨ペア・時間足・チャートタイプなどが変更でき、「指標追加」からは好きな指標が選択可能。

また、メニューバーの「表示」→「画面切替」を利用すれば、画面を4つまで切り替えられます。例えば「設定画面1」ではドル円の1分足・5分足チャートを表示させ、一方で「設定画面2」ではユーロドルの15分足・1時間足チャートを表示させておき、いつでも設定画面1と2を切り替えることが可能です。

auカブコム証券シストレFX全自動取引「シグナルチャート」とは?

自分で戦略を組み立てて起動すれば、全自動で取引が行われるシステムトレード「シグナルチャート」について解説します。

シグナルチャートの特徴

シストレFXナビゲーターの機能の1つ。シグナルチャートを利用すれば、自分で作成したトレード戦略(ストラテジー)に則って、全自動取引が開始されます。

搭載されているテクニカル指標

使用可能なテクニカル指標は、シストレFXナビゲーターとほぼ同じです。シストレFXナビゲーターと異なる点は、シグナルチャートはより具体的な選択肢があります。

例えば移動平均線なら、以下のいずれかから選択可能です。

  • 移動平均エンベロープ
  • 移動平均チャネル
  • 移動平均線
  • 移動平均線 2本
  • 移動平均線 3本
  • 移動平均線 加重平均
  • 移動平均線 指数平滑
  • 移動平均乖離値
  • 移動平均線乖離率

シグナルチャートの使い方

シグナルチャートでストラテジーを作り、起動させるまでの方法を解説します。

はじめに、シストレFXナビゲーターを起動してください。次に、メニューバーの「システムトレード」をクリックし、シグナルチャートを起動させましょう。

このような画面に切り替わりましたら、メニューバーの「ツール」→「Easy Editor」をクリック。別ウインドウが表示され、ストラテジー名や、使用可能なシグナルが出てきます。シグナルを組み合わせて、売買成立条件を入力すればストラテジーの作成が可能です。

例えば、ゴールデンクロス・デッドクロスの形成時に新規注文を出し、一定の値動きをした後に決済注文を出すような設定ができます。

ストラテジーが完成したら、チャート上に新しく作成したストラテジーを設定したり、オプション画面で取引数などを変更したりできます。ストラテジー起動前に確認しておきましょう。

ストラテジーを起動させる方法は、シストレFXナビゲーターのメニューバー「システムトレード」→「全自動取引画面」をクリック。表示される別ウィンドウの下にある「追加」をクリックすれば、ストラテジーを選択できます。あとは「発注開始」をクリックすることで、起動可能です。

 

About 中井剛 98 Articles
ひろぴーが運営するCXR のメンバー。 これまでに、FXや仮想通貨関係の営業、メディア運営、新規サービス立上げ、広告運用、バイヤー業務、ウォレット営業、Webライティングなど、幅広く活動を行う。趣味はラジオ体操とジム、ラジオを聴くこと。