中国人民銀行がビットコイン取引に対して見解を示す【前編】

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3月9日~3月16日、中国「両会議」が北京で開催される。

これは中国で最も重要な政治会談の一つである。その際、中国全国人民代表大会代表兼中国人民銀行営業部長-周学東氏は9日、今後ビットコイン取引に対して方針について、ビットコインの動きを観察し、暫く全面的に取り締まらない姿勢を明らかにした。

短期的にビットコイン取引所への監査規制基準をクリアするように、最低限の金融リスク防止、リスク解消方法を議論すべきだと主張している。

 

また周氏は、長期的に中国国内の金融安定を維持し、社会の安定に貢献するため、他国の金融機関がビットコインに対して、様々な監査規制基準に見習う必要があるとも併せて考えを明らかにした。

今後ビットコイン取引所への監査規制を明確に策定し、厳格な監督メカニズムを構築し、模索すべきだと主張しました。

これを受けて中国国内取引所関係者は、短期的な視点で、各取引所の間でのヘッジができなくなる一方、ビットコインの流動性が大幅に削減されるのではないかと懸念を示した。

しかし長期的には中国ビットコイン取引所が今後、コンプライアンスへの規制完備される傾向が強まり、その結果信頼性への評価が高まるのではないかと考えも併せて明らかにした。

周氏の前向きな発言を受けて9日、BTC/円は132000円前後から137000円へ反発。

明けた10日も価格を維持し、137000円~140000円で取引されている。

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  大阪の大学院に通いながら株為替ファンドの事務処理をしているBTC女子! 中国語、英語、日本語のトリリンガル。 海外のBTC情報サイトからトピックスを見つけ出し、配信する役割を担う。