こんにちは、寺子です(*´∀`*) 今回は、bitFlyer Lightning(ビットフライヤー・ライトニングの) の使い方シリーズ最終回です。
→第一回目の記事 ビットコイン初心者必見!操作方法から証拠金振替方法まで、一挙ご紹介!
これでbitFlyer Lightningでのチャート分析がよりうまくなるかもしれません?!

もくじ
ビットフライヤー・ライトニングでラインが引けるのはウェブ版だけ
bitFlyer(ビットフライヤー)には、レバレッジ取引が行える2つの取引ツールがあります。
- bitFlyerウォレットのLightning(ライトニング)
→以後「スマホアプリ版ライトニング」と記載 - Lightning(ライトニング・ウェブ)
→PC・デスクトップ用、以後「ライトニング・ウェブ」と記載
この内ラインとフィボナッチの描画ができるのは、PC・デスクトップ用のライトニング・ウェブのみです。残念ながらスマホアプリ版ライトニングでは、ラインとフィボナッチの描画ができません。
またライトニング・ウェブには、下記3種類のチャートが搭載されています。
- ライトチャート(Light Chart)
- クリプトチャート(Crypto Chart)
- オリジナル(Original)
それらの中で、ラインとフィボナッチの両方を引けるのはクリプトウォッチのチャートのみです。ただしライン描画だけならオリジナルのチャートでもできます。
ライトニング・ウェブの各チャートの機能比較
LightChart(ライトチャート:デフォルト) | Cryptowatch(クリプトウォッチ) | Original(オリジナル) | |
ライン描画 フィボナッチ描画 |
× | 〇 | △ フィボナッチ不可 |
各チャートの違いをもっと知りたい人は「手順4)ライトニング・ウェブのチャートを設定する」をご覧ください。
bitFlyer Lightningで引けるライン分析の種類
bitFlyer(ビットフライヤー)Lightningの縦メニューバーにあるのが裁量トレードでのライン分析ツールです。
- bitFlyer lightning で引けるラインの種類
- 十字線
- トレンドライン
- トレンドラインの延長
- フリーライン
- 矢印つきライン
- 水平ライン
- 縦ライン
- フィボナッチリトレースメント
- フィボナッチフィン
- フィボナッチアーク
- サークル
- レクタングル(四角)
bitFlyer Lightningのトレンドラインの引き方
トレンドラインは、下げトレンドなら高値同士を結び、上げトレンドなら安値同士を結びます。
トレンドラインからのブレイクで逆張りエントリーポイントとなりますが、そのまま価格が伸びるかというとそうでもないので、これだけではなく他の水平ラインやオシレーターと組み合わせて判断したほうが良いです。
bitFlyer Lightningの水平ラインの引き方
bitFlyer Lightningでの水平ラインの引き方は、水平ラインを選んでチャート上で左クリックするだけです。〇にポインターを合わせると、上下に移動させることができます。
水平ラインは「意識される価格帯」を視覚化するラインです。まるで壁のように何度も止まっている価格帯を基準に水平ラインを引きます。
水平ラインは下値抵抗帯をサポート、上値抵抗帯をレジスタンスといい、サポートを下抜けると、今度はサポートが上値抵抗帯のレジスタンスになります。時間足の長いサポート、レジスタンスのほうがより強力に作用します。

bitFlyer Lightningのフィボナッチ・リトレースメントの描き方
フィボナッチ・リトレースメントは大きなトレンドに対して、戻りがどこまで行くのかを先に予想できるbitFlyer Lightninghの分析ツールです。
フィボナッチの引き方については色々な解釈があります。しかし…
- 高値と安値を結ぶというけれど、高値を超えたら引き直さないといけないのか?
- どの時間足が最も有効なのか?
など個人の裁量に任される点が多く、正直なところbitFlyer Lightningのフィボナッチリトレースメントを使えば鉄板で負けないということはありませんが、エントリーポイントの候補になるということだけは言えます。
上の図のように、上昇トレンドの場合は直近で明確な高値を超えてきて、安値も切り上がっている状態を確認してから初めてトレンドの起点が決まます。
トレンドの高値が確定するのは、山になっているジグザグの安値が前回安値を下回ったところで初めて100%と0%のフィボナッチラインを引けるようになります。
ここでは一旦前回の安値を下回っていますので、トレンドに対し23.6、38.2、50%で反発してトレンド方向へ切り返せば、トレンドが継続し更に伸びていく可能性があります。
逆に50%を割って、61.8%も割る場合には、そのトレンドは一旦終了ということになります。また、フィボナッチ・レトレースメントの各パーセントのラインは、売買ポイントにもなります。

bitFlyer Lightningのチャートの拡大・縮小方法
bitFlyer(ビットフライヤー)Lightningであまりチャートの足が少ない場合は、全体を見渡すことができないので、縮小してチャート分析をするようにしましょう。
またチャートを拡大・縮小するには「マウスホイール」を使います。
bitFlyer Lightningでラインを引くときの操作のコツ
bitFlyer Lightningでラインの線種をクリックして選択し、チャート上でマウスをクリックします。すると小さい〇が現れますので、トレンドラインならクリックしたまま線を伸ばしていき、終点でもう一度クリックします。
また、消去するときは〇に再度ポインタを合わせ、右クリックで消去できます。
bitFlyer Lightningでは複数のラインを一度に消すことはできないので、直近の線から順に右クリック連打で消していくことができます。

bitFlyer Lightning デスクトップ版は手軽だが、痒いところに手が届かないデメリットも
これまで色々とbitFlyer Lightningについて説明してきましたが、操作が少し難しく、最初のころはラインを引くことや消すことに手間取ってしまいました。
チャート分析以外にも、両建てができないことや成り行きの決済指値の方法がわかりづらかったりと、一通りやっても尚、「あれ?」となることがあったので、やはり練習は必要です。デモトレードできれば一番いいんですけどね~。
ビットフライヤーライトニングを使った、レバレッジ取引の一連のやり方を知りたい人は「ビットフライヤーライトニング(bitFlyer Lightning)の使い方・レバレッジ取引のやり方を解説」も読んでみてください。