
GMOコインの仮想通貨レバレッジ取引は、少しややこしくありませんか?
暗号資産FXやレバレッジ取引所の違いも分かりづらいですし、スマホアプリも2つありますし……。
それもそのはず、 GMOコイン には…2種類のレバレッジ取引と、2つのスマホアプリ、そして3つのPC・デスクトップ取引ツールがあり、とてもややこしいのです。
そこでこの記事では、初心者でもGMOコインで自分にあったレバレッジ取引ができるように、レバレッジ取引の種類の比較や解説、スマホアプリとPC・デスクトップ版取引ツールの使い方を解説します!

もくじ
GMOコインには2種類のレバレッジ取引がある
GMOコイン には、「暗号資産FX」と「レバレッジ取引所」の2種類のレバレッジ取引サービスがあります。
- 暗号資産FX(仮想通貨FX)
- 取引所(レバレッジ取引)→以後「レバレッジ取引所」と記載
次の項目からは、まず暗号資産FXとレスピード注文で最短発注
バレッジ取引所を比較した後に、それぞれの特徴を説明します。
仮想通貨(暗号資産)FXとレバレッジ取引所の違い

暗号資産FXとレバレッジ取引所の根本的な違いとして、取引方法の違いがあります。
ここでいう取引方法とは、ユーザーの取引(売買)を成立させるための方法や仕組みのことです。
代表的な取引方法として、相対取引(あいたい取引)と取引所取引(とりひきじょ取引)が挙げられます。
相対取引(あいたい取引)と取引所取引(とりひきじょ取引)の違い
相対取引とは、ユーザーと事業者(取引所)の間で売買が行われる取引方法(上の図左)で、取引所取引は事業者が取引できる場(取引所や板)を提供し、ユーザー同士で売買行われる取引方法(上の図右)です。
ちなみに仮想通貨の販売所は相対取引で、仮想通貨の取引所は取引所取引となっています。
ですので販売所と暗号資産FXの取引ツールは似ていて、同様に取引所とレバレッジ取引所の取引ツールも似ています。

GMOコインの暗号資産FXとは
GMOコインの暗号資産FXは、2017年後半からある相対取引タイプのレバレッジ取引です。
暗号資産FXには下記のような特徴があります。
- ユーザー対GMOコインで取引が行われる
- 取引板がなく、注文は買える価格と売れる価格を提示した「2wayプライス」から行う
- 手数料無料などのキャンペーン開催頻度が多い
なお同様に、相対取引タイプのサービスを提供している国内の取引所は下記の通りです。
- DMM Bticoin
- 楽天ウォレット
- Huobi Japan(フォビ・ジャパン)
GMOコインの取引所(レバレッジ取引)とは
GMOコインのレバレッジ取引所は、2019年後半からサービスが開始した取引所取引タイプのレバレッジ取引です。
レバレッジ取引所には下記のような特徴があります。
- ユーザー対ユーザーで取引が行われる
- 取引板を基準として注文が行われる
- APIが公開されている
なお同様に、取引所取引タイプのサービスを提供している国内の取引所は下記の通りです。
では取引方法が異なることで、暗号資産FXとレバレッジ取引所の機能にどのような違いがあるのかを比べてみます。
暗号資産FX | レバレッジ取引所 | |
取引方法 | 相対取引 | 取引所取引 |
取引板 | × | 〇 |
2ウェイプライス表示※ | 〇 | × |
スピード注文 | 〇 | × |
銘柄 |
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|
スプレッド表示 | 〇 (売買価格付近に表示) |
× (売板の最安値と買板の最高値を容比較) |
スマートフォンアプリ | 〇 専用アプリ「ビットレ君」 |
〇 総合アプリ「GMOコイン」 |
注文方法の種類(注文種別) |
|
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ロスカット基準(証拠金維持率) | 75% | 50% |
API機能 | × | 〇 |
結露としては、スピード注文や注文方法の種類など、トレード機能的には暗号資産FXの方が優れいていると言えます。
一方レバレッジ取引はトレード機能的には劣るものの、板があったりAPI接続によりシステムトレードなどで自動売買が行えるといった暗号資産FXにはないメリットがあります。
ちなみにレバレッジ取引所の銘柄が少ないのは、流動性の担保が難しいからという理由が考えられます。

暗号資産FXとレバレッジ取引所どっちを選ぶべきか?
GMOコイン で暗号資産FXかレバレッジ取引所かで悩んだら、特にトレード初心者は暗号資産FXを選ぶと良いでしょう。
トレード機能も充実していて、取引ツールも見やすく使いやすいからです。また手数料無料キャンペーンなどの特典が多いのも暗号資産FXの方です。
レバレッジ取引所に向いているのは、板読みをしたい人やAPIを接続して自動売買をしたい人など、トレード中級者以上です。
【比較】GMOコイン暗号資産FXのスプレッドとレバレッジ取引所の売買価格
多くの人は GMOコイン の暗号資産FXのスプレッドと、レバレッジ取引所の売買価格差は、どっちの方が狭い(小さい)のかが気になると思います。
結論としては、暗号資産FXの方がスプレッドが基本的には狭いです。
- 暗号資産FX:約100円
- レバレッジ取引所:約300円
※2020/05/31時点
ただしスプレッドは、相場の状況や取引所の流動性によって変動するので、一概に必ず暗号資産FXのスプレッドの方が狭いとも言えませんので注意しましょう。
暗号資産FXのスプレッドとは?
暗号資産FXには板がありません。そのため2way プライスと呼ばれる売りと買いの2つの価格のみが提示されたパネルから注文を行います。売りと買いの価格差をスプレッドと呼びます。
レバレッジ取引所の売買価格差とは

出所:GMOコイン
一方レバレッジ取引所にはスプレッドがない代わりに、板に並んだ一番条件の良い売り注文と買い注文の間に「価格差」があります。
なお板に並んでいる売買注文の価格と注文量が多いほど価格差は狭まり、より安いコストでトレードができるようになります。

証拠金はいくら入金すればいい?
GMOコイン でレバレッジ取引をするときに、「証拠金はどのくらい入金すれば良いの?」とい疑問に思うでしょう。
結論としては、あなたの資金と目標利益によるといった回答になります。
どのくらいの証拠金があれば、どれだけ利益を出せるのかを下記の表にまとめました。
証拠金(円) | 注文数(BTC) | 利益目安(円) |
2,500 | 注文不可(ただし証拠金の100%を使用すれば可) | – |
5,000 | 注文不可(ただし証拠金の50%を使用すれば可) | – |
1万 | 0.01 | 500 |
5万 | 0.05 | 2500 |
10万 | 0.1 | 5,000 |
100万 | 1 | 50,000 |
例えば当初1万円をGMOコインに証拠金として入金しようとしていたとします。その場合、上記の条件における1取引の損益は約500円です。
仮にビットコインで5万円の変動が月に10回あったとして、その全てにおいて利益を出せたら合計5,000円/月の利益です。
しかし実際そのように上手く取引できることは稀ですので、目安として証拠金の5%〜10%が月利になると想定して入金額を決めると良いでしょう。
※なお今後最大レバレッジが2倍になった時は、上記証拠金に2倍を掛けた金額が必要になります。
最低でも2,500円の証拠金が必要
また最低でも2,500円の証拠金が必要です。GMOコインの最低注文は0.01BTCと設定されています。
そのため1BTCが100万円の時に、レバレッジ4倍だと最低注文額は【100万÷4×0.01=2,500】となり、2,500円の証拠金が口座に必要です。
レバレッジ取引初心者にオススメの証拠金は1万円
だからといってGMOコインに2,500円しか入金をしなかった場合、仮に最大注文数で注文を行いビットコインが5万円値上がったとしても、利益はわずか500円です。これではあまり費用対効果が良いとは言えません。
しかし口座に1万円があればポジションサイズを最大で4倍にでき、ビットコイン 5万円の値上がりで1,000円から2,000円の利益となり、現実的な対価が実感できるのです。

GMOコインのロスカットはどのくらい?
GMOコインでは、どのくらい含み損を抱えたらロスカットルールが発動するのでしょうか?
結露としては、暗号資産FXであれば証拠金維持率が75%を下回ったときに、レバレッジ取引所では証拠金維持率が50%を下回ったときに強制的にロスカットが行われます。
【例】GMOコイン強制ロスカットの計算例
- 証拠金維持率 =有効証拠金 ÷ 必要証拠金
- 有効証拠金(取引余力)= 口座資金 + 含み損益
- 必要証拠金(拘束証拠金) = 約定価格 × 数量 ÷ レバレッジ倍率
例えば、1BTCが100万円の時に、レバレッジ4倍で1万の証拠金から1万円を全額使い、0.04BTCの買いポジションを保有したとします。
このとき暗号資産FXでは、1BTCが93万8,000まで下落すると強制的にロスカットになります。
- 暗号資産FXのロスカット計算
- 有効証拠金:10,000 – 2,520 =7,480
- 必要証拠金:1,000,000 × 0.04 ÷ 4=10,000
- 証拠金維持率:7,480 ÷ 10,000 =74.8%
またレバレッジ取引所では、1BTCが875,000まで下落すると強制的にロスカットになります。
- レバレッジ取引所のロスカット計算
- 有効証拠金:10,000 – 5,000 =875,000
- 必要証拠金:1,000,000 × 0.04 ÷ 4=10,000
- 証拠金維持率:5,000 ÷ 10,000 =50%
レバレッジ取引所は建玉(たてぎょく)単位でロスカット基準を変更可能
GMOコイン の暗号資産FXとレバレッジ取引所では、ロスカットルールが多少異なります。
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暗号資産FX | レバレッジ取引所 | |
ロスカット基準 (証拠金維持率) |
75% | 50% |
対象単位 | 口座単位 | 建玉単位 |
ロスカット回避方法 |
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まず上の項目で解説したように、レバレッジ取引所の方がより強制ロスカットが発生しにくくなっています。
次に証拠金維持率の計算対象となる単位が、暗号資産FXでは口座単位に、レバレッジ取引所では建玉単位になっています。
またレバレッジ取引所では、ロスカット基準を50%から変更でき、また50%より上にも下にも変えられます。
それにより複数の建玉を複数保有した時に、建玉ごとに資金管理ができるため、口座全体で調整する必要がありません。
ただしロスカット基準を変更した際には、下記計算で出された額が必要証拠金として充てられるため、新規注文に回せる額が減ってしまうので注意しましょう。
【例】(875,000 – 775,000) × 0.04 × 2 = ¥8,000
その上あまり条件が良くないため、いざという時の手段にするのがオススメです。
なおレバレッジ取引所の建玉ごとのロスカット基準は、建玉ごとに自動的に下記計算式で設定されています。
【式】建玉価格 ±※(1BTCあたりの必要証拠金 × 50%)= ロスカット価格
【例】1,000,000 – (250,000 × 50%)= ¥875,000
※買建玉なら(+)、売建玉なら(-)
【参考】
https://support.coin.z.com/hc/ja/articles/360008796533-取引所-レバレッジ取引-でのロスカットレートの変更はできますか
https://support.coin.z.com/hc/ja/articles/360036961674-ロスカットとは
GMOコインのレバレッジ取引の手数料はどのくらい?
GMOコインのレバレッジ取引には、下記3つの取引手数料があります。
- 取引手数料
- レバレッジ手数料(建玉管理料)
- ロスカット手数料
なおこの手数料設定は、暗号資産FXとレバレッジ取引所共通です。
それぞれの内訳は下記表の通りです。
手数料 | 内訳 |
注文手数料 | 無料 |
レバレッジ手数料(建玉管理料) | 建玉ごとに0.04% /日 |
ロスカット手数料 | 建玉ごとに0.5% |
GMOコインの手数料はどのくらい?手数料計算
では実際にGMOコインでレバレッジ取引を行うと、どのくらいの手数料が発生するのかを計算してみましょう。
手数料 | 内訳(円) |
注文手数料 | 0 |
レバレッジ手数料(建玉管理料) | 40円/日 |
ロスカット手数料 | 500円 |
10万円分のビットコインのレバレッジ取引(25,000円の証拠金)では、1日4o円の手数料が発生します。
またもしロスカットルールが発動すると、追加で500円のロスカット手数料が発生します。
なお1BTC分のレバレッジ取引であれば、それぞれ10倍の手数料になります。
GMOコインでレバレッジ倍率を変更する方法はある?
結論としては、GMOコインではレバレッジ倍率の変更ができず、原則固定されています。

【スマホ編】GMOコインのレバレッジ取引の使い方
ここからは実際に、GMOコインでのレバレッジ取引のやり方を、スマホアプリ編とPC・デスクトップ編に分けて解説します。
GMOコインのスマホアプリの違い
GMOコインのスマホアプリは、暗号資産FX専用の「ビットレ君」と取引所専用の「GMOコイン(以後GMOコインアプリ)」の2つがあります。
それぞれの主な違いは下記の表をご覧ください。
ビットレ君 | GMOコインアプリ | |
取引サービス | 暗号資産FX |
|
仮想通貨の入出金 | × | 〇 |
日本円即時入金 | 〇 | 〇 |
スピード注文 | 〇 | × |
1画面に複数チャート表示 | × | 〇 |
テクニカル指標 |
|
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「ビットレ君」と「GMOコインアプリ」はどちらも無料ですので、両方ダウンロードしておいても良いでしょう。
暗号資産FX専用スマホアプリ「ビットレ君」の特徴
暗号資産FX専用のスマホアプリ「ビットレ君」では、暗号資産FXに関する機能だけが搭載されているので、作りがシンプルで使いやすいのが特徴です。
またスピード注文があり、数秒から数十秒のスキャルピングトレードをする人には特に役立ちます。
デメリットは仮想通貨の入出金ができないことですが、レバレッジ取引が目手の人には問題ないでしょう。
多機能取引所アプリ「GMOコインアプリ」
多機能取引所アプリ「GMOコインアプリ」は、仮想通貨のレバレッジ取引以外にも、現物取引や販売所での仮想通貨売買、仮想通貨の入出金など、取引所に関する基本的にな機能をほぼ搭載しています。
特にスマートフォン画面にチャートを4枚並べられるのは、面白いし機能ではないでしょうか。

暗号資産FX専用スマホアプリ「ビットレ君」の使い方
この項目からは、これらのスマホアプリを使ったレバレッジ取引のやり方を紹介します。
GMOコインアプリの使い方は、この次の項目で解説しています。
手順1)ビットレ君から日本円入金
ビットレ君での入金は、下記の手順で行います。
![]() |
- 左下のホームをタップ
- パネル中央にある「即時入金」をタップ
- 金融機関をタップ
- 金額を入力し「入金開始」から手順に従います
手順2)チャートの見方・チャート設定方法
ビットレ君でチャートを見るには、画面下の「チャートボタン」をタップします。
チャートにトレンドラインやフィボナッチを設置方法
チャート分析用にラインやテクニカル指標の設定方法を説明します。
※なおこの項目では画面を横向きにしていますが、縦向きでも設定方法は同じです

GMOコイン のビットレ君では、下記4種類のラインを描画できます。
- トレンドライン
- チャネルライン
- 垂直線
- 水平線
それぞれボタンをタップしてから、ラインを設置したい箇所をタップすると表示されます。

フィボナッチもラインと同じ手順で設置します。
チャートにテクニカル指標を設置する方法
ビットレ君のテクニカル指標では、チャートが表示されてる箇所を「チャートエリア」と呼び、チャートの下に別枠で表示される箇所を「テクニカル」エリアと呼んでいます。
チャートエリアにテクニカル指標を設置する
ビットレ君のチャートエリアには、下記のテクニカル指標(トレンド系指標)が設置できます。
- 単純移動平均線(SMA)
- 指数平滑移動平均線(EMA)
- ボリンジャーバンド
- 一目均衡表
- 平均足
手順は下記の通りです。
- 画面端にある矢印ボタンをタップ
- 歯車マークのボタンをタップ
- チャートエリアをタップ
- テクニカル指標をタップ
- (数値や表示を変更するなら)「>」から詳細設定
ビットレ君のテクニカルエリアには、下記のテクニカル指標(オシレーター系指標)が設置できます。
- MACD
- RSI
- DMI/ADX
- ストキャスティクス
- RCI
手順は下記の通りです。
- 画面端にある矢印ボタンをタップ
- 歯車マークのボタンをタップ
- チャートエリアをタップ
- テクニカル指標をタップ
- (数値や表示を変更するなら)「>」から詳細設定
手順3)新規注文方法
ビットれ君では、3つのパターンで新規注文方法が行えます。
- 銘柄選択から新規注文
- スピード注文で新規注文
- チャート上からスピード注文
それぞれのやり方を紹介します。
注文パターン1)銘柄一覧から選択して発注
全銘柄のレートが確認できる画面から注文します。
![]() |
- 画面下の「銘柄」をタップ
- 注文方法を「成行・通常(指値)・OCO」から選択
- 数量とスリッページを入力し「確認画面」をタップ
- 問題がなければ「注文確定」をタップ
また決まった銘柄でしか取引をしないのであれば、下のトレードボタンからも注文を行えます。
パターン2)スピード注文で最短発注
スピード注文は、トップ画面から最短2ステップで注文を行える機能です。
![]() |
事前に設定が必要ですので、それも含めた手順は下記の通りです。
- ホームボタンから「注文設定」をタップ
- 「スピード注文利用」をオンに
- (さらに早く注文した人は)「注文確認画面を省力」オンに
- スピード注文画面で取引数量を入力
- BID(売)又はASK(買)をタップで注文完了
ただしスピード注文は成行のみですので、指値やOCO注文を行たい人は上の「注文パターン1」で発注しましょう。
注文パターン3)チャート上からスピード発注
ビットレ君では、チャート画面を横向きにするとチャート上でスピード注文が行えます。
![]() |
- チャート画面を表示
- スマートフォンを横向きにする
(画面方向をロックしていたら事前に解除) - チャートの右下にある「スピード注文」をタップすると、画面両端にスピード注文用の売買ボタンが表れる
- 取引数量を入力して売買ボタンをタップ
手順4)決済注文
![]() |
ビットレ君で決済注文か下記の手順で行います。
- 画面下の「トレード」をタップ
- 「建玉一覧」をタップすると保有中の建玉が表示される
- 決済注文方法を「成行・通常(指値)・OCO」から選択
- 取引数量とスリッページを入力し「確認画面」をタップ
- 問題がなければ「注文確定」をタップ
手順5)証拠金維持率や損益の確認
![]() |
ビットレ君で証拠金維持率などの状況を確認したいときは、ホームの「余力確認」をタップします。
また取引ごとの損益や詳細を確認するには、トレード画面の「約定履歴」をタップします。

取引所アプリ「GMOコイン」の使い方・売買のやり方
GMOコインアプリでは、仮想通貨の販売所と取引所、レバレッジ取引所で取引が行えます。
この記事では、レバレッジ取引のやり方を解説します。
手順1)GMOコインアプリで日本円入金
GMOコインアプリの入金には、即時入金と振込入金があります。
オススメはネットバンキングを使い、簡単で迅速に入金される即時入金です。
![]() |
GMOコインアプリの即時入金手順は下記の通りです。
- ホーム画面の「日本円入出金」をタップ
- すでに即時入金が選択されているので、お使いの銀行をタップ
- 金額を入力し、案内に従います
手順2)GMOコインアプリの銘柄変更方法
GMOコインアプリでは、仮想通貨の販売所と取引所、レバレッジ取引所の3つの取引サービスがあります。
しかしチャート画面とトレード(注文)画面は同じ形式のものを使っていて、左上に表示されている銘柄から切替られるようになっています。
レバレッジ取引をしたいのに、間違って現物の銘柄を選択していた…といったことがないように注意しましょう。
手順3)GMOコインアプリのチャート編集方法
GMOコインアプリのチャート編集方法や、テクニカル指標の設定方法などを解説します。
マルチチャート(1画面に複数チャート)の設定
GMOコインアプリには、1画面に最大4つのチャートを同時に表示できるマルチチャート機能があります。
またマルチチャートで選択した銘柄やテクニカル指標は、テンプレートとして最大4つまで保存ができ、チャート画面からすぐに呼び出せるため、(4 × 4)で最大16パターンものチャートが保存できるのです。
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ライン・図形の描画
GMOコインアプリのチャートには、ラインや図形、フィボナッチを自由に描画できます。
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なおマグネット機能のオンで、ローソク足に吸い付くような描画もできます。
図形の描画
GMOコインアプリでは、四角・三角・楕円の3つの図形をチャートに描画できます。
フィボナッチの設置方法
GMOコインアプリでは、下記4つのフィボナッチが設置できます。
- フィボナッチリトレースメント
- フィボナッチタイムゾーン
- フォボナッチファン
- フィボナッチアーク
4種類ものフィボナッチを描画できる取引所アプリは、このGMOコインアプリだけですので、黄金比を参考にするトレーダーにとっては嬉しい機能です。
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チャートパターン(チャート形状)を変更
GMOコインアプリのチャートでは、ローソク足以外にも下記3種類のチャートパターン(形状)があります。
- バーチャート
- ドットチャート
- ラインチャート
特にラインチャートは、初心者にも見やすくてオススメです。
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テクニカル指標の表示
GMOコインアプリでは、あらかじめ3つのテクニカル指標のテンプレートを作っておき、そのテンプレートを呼び出す形でテクニカル指標をチャートに表示させます。
またテンプレートは、「トレンド」と「オシレーター」のカテゴリーからテクニカル指標を選んで作ります。手順は下記をご覧ください。
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手順3)GMOコインアプリの新規注文方法
チャートの設定・編集が完了したら、いよいよ注文です。注文の仕方は下記の手順で行います。
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なおチャートを見ながら注文はできませんので、普段どうしてもチャートから注文したい人はビットレ君を使いましょう。
手順4)GMOコインアプリの決済注文方法
新規注文ができたら、次は決済注文を行ってみましょう。
新規注文とは少し手順が異なるので、本番前に確認しておくことをオススメします。
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番外編)GMOコインアプリの建玉のロスカットレート変更方法
上の「レバレッジ取引所は建玉(たてぎょく)単位でロスカット基準を変更可能」の項目で、レバレッジ取引所では建玉ごとにロスカットレートを変更できると説明しました。
GMOコインアプリでは、下記の手順でロスカットレートを変更が行えます。
この建玉のロスカットレートは90万円ですが、変更してみます |
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ロスカットレートの金額をタップします |
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問題がなければ変更確定をタップします |
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【PC編】GMOコインのレバレッジ取引のやり方
PCやデスクトップ版のGMOコインでレバレッジ取引を行う方法を解説します。
PC・デスクトップ版のGMOコインには、3つの取引ツールがあります。
- GMOコインの3つのPC・デスクトップ取引ツール
- レバレッジ取引所
- WebTrade(ウェブトレーダー)
- 暗号資産FX
レバレッジ取引所と暗号資産FXは簡易的な取引ツールで、ウェブトレーダーはTradingViewのチャートを搭載した、本格的なレバレッジ取引ツールです。
レバレッジ取引所(PCデスクトップ版)の使い方
GMOコインのレバレッジ取引所(PCデスクトップ版)は、レバレッジ取引に最低限必要な機能を備えた、簡易的な取引ツールです。
そのためチャートは、別ウインドウで表示する仕様になっています。
チャートの開き方
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銘柄の変更は左上のタブから行える。ただしチャートからの注文はできない。 |
新規注文方法
レバレッジ取引所は、1画面で板の確認から発注、注文と建玉の確認ができます。
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決済注文の仕方
新規注文と同様に、決済注文もトップ画面から直接行えます。
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WebTrader(ウェブトレーダー)の使い方
Web Trader(ウェブトレーダー)は、クラウドチャートツールのTradingView(トレーディングビュー)を搭載した高機能取引ツールです。
下記項目が1画面に表示され、リアルタイムで更新されています。
- 各銘柄のレートと騰落率
- 歩値
- チャート
- 取引板
- 注文パネル
- 取引履歴/注文一覧
- 建玉一覧
また数十種類のインジケーターや描画ツールでチャート分析ができ、注文も行えます。
ただし取引できる銘柄は、レバレッジ取引所にある銘柄のみです。
ウェブトレーダーの開き方
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ウェブトレーダーのチャートの使い方
GMOコインのウェブトレーダーのチャートは、TradingView製です。
TradingViewのチャートは多機能ですので、「TradingView(トレーディングビュー)チャートの基本的な使い方を5つのレベル(習熟度)で解説!」にまとめています。
また注文の仕方は、上記のPC・デスクトップ版取引所と同じ手順ですので、迷うこともないでしょう。

暗号資産FXの使い方
PC・デスクトップ版暗号資産FXの画面は、ラインチャートが表示されている以外は基本的にはレバレッジ取引所と似ています。
ただし注文の仕方や、注文時の画面の挙動などが多少異なります。
新規注文の仕方
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許容スリッページと両建てのチェックボックスは、必要に応じて選択します |
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決済注文の方法
暗号資産FXの決済注文は、新規注文と同様にスピード注文と一般注文があります。
今回はそれぞれの手順を解説します。
暗号資産FXでは、トップ画面の注文パネルからも決済注文(スピード決済注文)を行えます。
なおスピード決済注文の取引数量が、建玉分より少なかった場合はその分だけが相殺されます。
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一般決済注文は、より細かな設定ができる注文方法です。
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許容スリッページは必要に応じて入力します |
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