新型コロナウイルス(COVID-19)の感染者数のグラフの表示方法、死亡者数や回復者数も【TradingView編】

新型コロナウイルス「コビッド・ナインティーン(COVID-19)」(以下、新型コロウイルス)が依然として猛威を振るっていますね(2020/03/25時点)。

ひろぴーのTwitterでも反響がありましたが、そんな影響を受けて、TradingViewではチャート上にコロナの全体の感染者数の累計、死亡者数、回復者数を各国データを日足以上の時間軸で表示できるようになりました。

今回は、その表示方法とデータ参照方法、重ね合わせてチャート上に表示する方法を説明します。

今回の記事で登場する機能は全て無料でお使いいただけるのですが、無料アカウントをお持ちでない方はぜひこちらから新規口座開設を済ませてから読み進めてみてくださいね。

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新型コロナウイルスの感染者数などのグラフ情報

新型コロナウイルスの感染者数のグラフは、「指数」に分類されていて、ティッカーは「COVID」です。

新型コロナウイルスのグラフ情報例

ティッカー一覧

「CONFIRMED」が感染者数、「DEATHS」が死亡者数、「RECOVERED」が回復者数です。TOTALが全世界の累計のデータになります。ティッカーの最後の部分が「国名」のものを選択すると、各国のデータを表示していることになります。

TradingViewチャートを開きます。左上の検索窓から死亡者数データを検索したい場合は「COVID DEATH」と検索します。

チャートに表示させたいものを1つ選択します。ティッカー検索窓から追加できるのは1つのデータまでなので、複数データを表示させたい場合は、次の項で説明していきます。

なおデータは米国ジョンス・ホプキンス研究所から参照したものです。日足以上の時間軸でチャートに表示してくださいね。

新型コロナウイルス感染者数の複数データを線グラフで重ねて表示する方法

TradingViewチャートで新型コロナウイルスの複数データを重ねて表示する方法を紹介します。これによりデータを比較しやすくなります。

新型コロナウイルス等の複数データを、1つのチャートで重ねて表示する方法

1つのチャートに複数のデータを表示させたい場合は、赤ワクで囲ったプラス(+)ボタンを使います。

比較方法

デフォルトで比較タブでは、「S&P500」「ナスダック100」「ダウ平均株価」「日経225」「DAX」「FTSE100」にチェックを入れるとワンクリックで追加できるようになっています。シンボルの追加タブで、「COVID」と検索して同時に表示させたいデータを追加していきます。

比較方法

例) 日経平均と複数のコロナ死亡者数の表示の手順

まず、チャートの左上部にある検索窓で1つデータを選択します
この時、日足以上の時間軸であることを確認して、ローソク足よりも「ライン」チャートをオススメします

プラスボタン(+)から、同様に複数のコロナ関連データを追加していきます
そうすると、スケールが複数になって縦軸の幅が同一基準にならないことがあるので、下記の様に1つのスケールにまとめます

スケールの調整

プラスボタン(+)の比較から「日経225」にチェックを入れます

日経225データの追加

スケールが日経平均と、COVIDで分かれていない場合は、線グラフを右クリックして「スケールに固定」から「新たな右スケールに固定する」を選ぶなどして調整してください。

スケール調整

まとめ:ダウや日経データと比較しながら表示可能なコロナ関連データはTradingViewだけ!

例で上げたチャートは……

  • 一番上の線が日経平均推移(水色)と、
  • 黄緑:イタリアの死亡者数
  • 緑色:中国の累計死亡者数
  • 黄色:アメリカの死亡者数

一番下の青い線が日本の死亡者数を表しています。

出来上がったチャート例

また上の画像のようにスケール調整をすれば、コロナウイルスの影響と経済指標などの推移を観察することができます。

カーソルをラインチャート上におけば数値の確認もできます。もちろん無料アカウントの方もお使いいただける機能になっているので皆さんも試してみてくださいね。

またTradingViewのホームページでは、各国の新型コロナウイルスの感染者数、死亡者数、回復者数をまとめた特設ページが開設されています。

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短期スイングを中心に株トレード歴5年。 趣味でテクニカルアナリストの資格を取っちゃいました! 日経先物と、FX、仮想通貨取引も先輩トレーダーに教わりながらコツコツやってます。