ビットコイン(BTC)これだけ10ワード

ビットコインの簡単な仕組みを知る上で、これだけは知っておきたいワードを10個ご紹介したいと思います。

かなり端的に表現しており、誰でもイメージしやすいように仕上げてみました。

 

■ビットコイン(BTC)

BTC

-「ビットコイン」の通貨単位として主に使用される表記。

例)100単位をあらわすとき100BTC、  1BTC、0.001BTC=1ミリビットコインとも呼ばれる。

1BTC=10万円の価値ならば、1ミリBTCは100円の価値。

デジタルゴールドと呼ばれはじめている、インターネット上のデジタル通貨です。

実物はなく、数字を並べたデジタル上の暗号電子資産になります。

まさかのただの暗号数字が10万円、15万円もの価値を持つ時代になりました(笑)

海外ではデジタル通貨、暗号通貨と呼ばれますが、日本語では「仮想通貨」と呼ばれ、本物っぽくないように表現されています。

海外ではヴァーチャルカレンシーとは呼びません。

 

■サトシ・ナカモト

思いっきり日本人の名前ですが、2008年の10月末にA4用紙5枚分の僅かな文章量で、ビットコインとブロックチェーンについて発案した張本人です。

英語の文章です。

正体は今でも不明です。

 

■ブロックチェーン

ビットコインのシステムを支える、中枢ネットワークです。

中央管理者がおらず、インターネット上で勝手に起動し続けている、最強のネットワークシステムだとお考えください。

物理的に、破壊することは不可能です。地球に隕石が落ちてインターネットサーバー事態が破壊されない限りは。

またはビットコインユーザーの半分以上のデータを同時にハッキングすれば、偽物のビットコインを紛れ込ませることができる可能性があがります。その程度です。

これを51%アタックと呼びます。

 

■ビットコインアドレス

ビットコインアドレスはいわば、銀行の口座番号に該当します。

相手にビットコインを送金する場合に、相手のビットコインアドレスを入力して送れば送金があっという間に完了します。

非常に長い暗号のようなアドレスです。

携帯に番号登録をするように、送金先の名前はもちろん登録して保存できます。

最もメリットがあるのは海外送金です。

新興国の外国人労働者が本国に送金するときに非常に助かっているのが現実です。

特にフィリピンなど。10万円仕送りすると、本国で受け取るには7〜10%手数料が引かれて手取りとなります。

10万円分のビットコイン送金なら手数料で10円〜30円程度です。(取引会社の手数料による。)

 

■P2P(ピア・ツー・ピア)

中央管理者を経由せずに直接やり取りすることを言います。相互にやり取りし合い、それを全てネットワーク化し、すべての人が上方を共有しあえる仕組みです。

分散型ネットワークを支える手段の一つです。

 

■プルーフ・オブ・ワーク

プルーフ・オブ・ワークは、「PoW」と短縮表記されていることが多いです。

日本語訳で「作業の証明」と呼びます。

なんのこっちゃ?ですが、マイナーさんが一生懸命コンピュータで計算処理(検証作業)を行ってくれている人のことをプルーフ・オブ・ワークだと、ぼんやり覚えておいてください。

この検証作業がブロックチェーンを日夜支えています。

ものすごく噛み砕くと、パソコンに入っている、最強のウィルス対策ソフトが常に稼働中!と認識してください。

いわゆる、ブロックチェーンが強固だと言われる仕組みがこの計算処理で防衛が出来ているという意味です。

 

■ウォレット

名前の通り、お財布です。

ペーパーウォレットとかハードウォレットなどと呼びますが、ビットコインなどの仮想通貨をしまっておく、お財布といった認識で結構です。

ビットコインウォレットのアプリインストールしたiPhone端末は、ハードウォレットと呼べるでしょう。

 

■マイニング

マイニングとは名前のとおり、日本語に訳すと【採掘】です。

ビットコインを掘り当てるために表現される言葉です。

現代版のゴールドラッシュと呼べるかもしれません。

使うものは高速計算処理ができるコンピュータとサーバーとエアコンです(笑)

マザーボードに向かって空調をガンガンに冷やしてコンピュータの計算処理を早くしているそうです。

 

■マイナー

ビットコインをいわば掘り当ててくれる人と呼びましょうか。

ビットコインを採掘している人をマイナーと呼びます。

実際にやっていることはインターネット上に存在するブロックチェーンというインターネット空間からコンピュータを使って計算処理をして世界で一番最初にその計算処理を終えたものが12.5ビットコイン得る仕組みになっております。

かなり高額な報酬ですね!

現在は電気代の安い新興国の山奥などでマイニングしている方がほとんどです。中国など。

 

■アルトコイン

ビットコイン以外の総称をアルトコインとまとめて呼びます。

イーサリアムやリップル、ライトコインやモナーコインなどの総称をまとめて呼ぶときにアルトコインと言います。

アルトコインの殆どはビットコインを参考に考えられた仮想通貨です。

世界中のパイオニアがしのぎを削って作り出しております。

よって、アルトコインは中央管理者が存在していることが多く、発行元が明確になっていると考えて頂いて結構です。

 

イーサリアム(ETH):開発者 Vitalik Buterin、Gavin Wood 2015年夏頃からβ版が作成される。 世界第二位の仮想通貨に成長。

リップル(XRP):Ripple Inc. リップル社が存在。送金システムに非常に長けている通貨  世界3〜4位をウロウロ。

ライトコイン(LTC):元Google社員のチャーリー・リーが発案したデジタル通貨。ビットコインが「デジタルゴールド」なら、ライトコインは「デジタルシルバー」だ!っという位置づけ、ニュアンスで作られたそうです。

その他、世界には2017年3月現在で700種類以上のアルトコインが存在すると言われております。

まともに流通しているのは仮想通貨市場でもTOP10ぐらいまでです。

TOP10〜20は流通に勢いが出始めている程度で考えておいてください。

 

以上、簡単な10ワードの説明でした。

この10ワードぐらいをある程度理解しておくと、ビットコイン関連に記事は比較的読みやすくなると思います。

ただ、ビットコインFXトレードをする際にこのワードを知っていないとダメかというと、全くそんなわけではありません。

一つも知らなくてもトレードには特に支障はないと思います。

ただ、今後ビットコインなどの仮想通貨関連の文章を読む上では、ぼんやりとイメージできているようになって頂ければ幸いです。

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ラジオ日経パーソナリティ兼FX・BTCコラムニスト(週5本・・・。) FXトレードで毎日ゆったりまったり勝負中!最近はどっぷりBTCトレードにハマっております。過去にXRP70万枚のハッキング経験あり^p^詳しくはこちら! >ひろぴーの略歴・経歴