ライトコイン(Litecoin)とは
(アルトコインシリーズ)

■ライトコインとは

ライトコインは仮想通貨誕生間もなく「金のビットコイン・銀のライトコイン」と言われアルトコインの代表格として知られていました。(最近はその表現が実力によって銀はイーサリアムと表現されていることも多いようですね)

アルトコインの中では一番歴史があり、もうご存じの方も多いと思いますが元Googleの社員であったCharles Lee(チャールズ・リー)さんによって2011年10月に公開されました。

ライトコインはビットコインのAPI(Application Programming Interface)と互換性がありビットコインのアプリと統合したり機能を追加したりすることが容易でザックリ言うとビットコインの改良版というイメージです。

 

■BTCと比較してどこが改良版なの?

・送金手数料が安い

・送金が早い(早ければ数秒)

つまり取引確認が迅速に行える、ゆえに→ショップでの流通通貨として適している。

・発行枚数は8400万枚固定

ライトコインのブロックチェーンはビットコインのそれより多くのトランザクションを扱うことが可能で頻繁にブロックが生成されるためネットワーク上の多くのトランザクションに対応させることが可能になります。

また、ウォレットの暗号化とパスワードによりプライベートキーの安全を確保しながら、取引や残高の確認ができるのでまさに、「お買い物のお財布」として利用する事を前提に設計されているようです。

 

■現在のライトコイン価格

現在6位ですね(2017年8月13日現在:coinmarketcap.com調べ)

 

ビットコインに追従して順調に登り調子で来ているようですね。(ここ一年の価格推移)

しかし、今回のビットコインの高騰ぶりには脱帽です!

この恩恵に預かり上昇してくれるといいですね。

■ライトコインの技術的な特徴をもう少し掘り下げてみると

 

前述の通りライトコインはビットコインの改良版であり共通点が多いです。

ネットワーク構造は多くの仮想通貨と同様ピア・ツー・ピア、分散型ネットワークで構築されています。

オープンソースはもちろんGitHubで、Litecoin-Qtと関連プロジェクトのソースコードとして公開されています。

マイナー(採掘者)は1ブロック/25コインを獲得し、4年毎に半減期を迎えます。

発行枚数はビットコインの約4倍の8400万枚のLitecoinが生成されます。

ビットコインと共通のAPIを装備し、かつビットコインのような複雑過ぎる暗号化関数ではない暗号関数を用いトランザクションの確認時間を短くしハードウエアシステムに軽い効率的なシステムが特徴です。

その為ソフトウエアを将来的に改良の必要なくネットワーク上のより多くのトランザクションに対応させることが可能で、その結果売り手も買い手も直ぐに認証を確認することができます。

オープンソースでグローバルなよりクイックリーな決済ネットワーク(ビットコインを補完する世界通貨として)を視野に入れているようです。

アルトコインの中では比較的堅調に推移をしやすく、値動きはどちらかというと大人しいほうだと思われます。

長期投資に向いているコインだと思われます。

ネットワークの仕組みがシンプルなため、社会に実用的なネットワークとして活躍するというよりかは、デジタル安全資産として今後は活躍するのではないかと考えております。

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