TradingViewのチャートレイアウト機能がこの記事ですべてわかる！
チャートを実際に動かしながら読み進めることをお勧めします。
もくじ
複数のチャート画面表示について
TradingViewでは一つの画面を分割してブラウザ上に複数のチャート画面を表示することが可能です。
一度に表示できるチャート画面数は、プランによって異なりますが、2つ以上表示させるためには有料プランである「PRO」以上でなければならないので、注意が必要です。
プレミアムプランでは、最大で8分割にすることが可能でき、大きなモニターであれば1枚でさまざまな仮想通貨銘柄や通貨ペアのチャート画面を切り替えることなく表示することが可能になります。
チャートのレイアウトを変更する方法
(1)分割表示
まず、基本となるチャートを開きます。画面上の赤枠の「レイアウトの選択」をクリックして選択します。
次に、レイアウトのパターンが表示されるので自身のプランで選択可能なレイアウト数の中から好きなものを選びます。
すると、表示されているチャート画面が複製されるかたちでレイアウトが変更されます。
レイアウトパターンの一例です。
青枠で囲われている画面が選択されているチャート画面になり、選択することでチャート表示数や配置の変更が可能です。
(2)通貨ペア・銘柄/時間軸変更
変更したいチャートが選択されているか確認します。通貨ペア・銘柄及び時間軸の変更は普段の操作と変わりません。
これにより通貨ペア・銘柄を変えることで同時に監視することができ、時間軸を変更することでマルチタイムフレーム分析をすることが可能です。
同期設定の変更
同時に表示しているチャートのうち一つに変更を加えた場合、選択していない他のチャートにも一括で変更を同期させることができます。
「レイアウトの選択」をチェックすると、先ほどのレイアウト一覧の下に「すべてのチャートで同期」の表記の下に同期できる項目があります。
項目をチェックすると表示が青くなり、表示されているチャート全てが一括で変更が加えられた場合に同期される状態になります。
- 同期できるもの
- 「シンボル」⇒同期すると変更すると表示されている全てのチャートで通貨ペアや銘柄などを一括変更することができます。
- 「時間足」⇒時間足の同期で一括変更できます
- 「十字カーソル」⇒同期することで各チャート画面の同位置にカーソルが表示されるようになります
- 「日時」⇒日時変更を同期することができます。統一した期間を表示させるのに、チャート左下にある各期間のボタンが便利です
- 「描画アイテム」⇒こちらは同一シンボルで時間軸の違う複数のチャート上に一つの描画を同期することができます。マルチタイムフレーム分析の際に活用しましょう
終わりに
いかがでしたでしょうか？ チャートを切り替えることなく画面に分割表示させることで一度に多くの情報を閲覧することができます。有料プランの利用者はぜひ活用してみてください。
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