TradingViewのマーケット情報を活用してサクソバンク証券で取引してみよう

出典:TradingView

TradingViewの機能は日々改良されたり追加され続けています。その中でもウィジェットツールはぜひ金融ブログやHPを持っている方にとてもオススメなツールなので、その利用方法と活用例をご紹介してきました。まだ見てないという方は、こちらからご覧ください。
今回は、「自分のHPなんて持ってないよー」という方でも、ウィジェットツールと同等の情報がTradingViewで得られるので、FXトレードに役立つ情報という観点から厳選したものをご紹介して、実際のトレードに役立てて行くまでを説明したいと思います。

TradingViewでチャートばかり見ている方はもったいないですよ!
まずは手始めに、「マーケット」から「主要通貨」を選択して覗いてみてくださいね。

マーケットタブ

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Tradingiewで利用できる通貨トレード用ツール4選!

TradingViewではメジャー通貨やマイナー通貨はもちろん、通貨マニアでないと見ないと思われるような超マイナー通貨もあります。今回はFXを始めたばかりの初心者だけでなく中級者の方でも使える機能ということで紹介していきます。

ホーム画面からマーケット→通貨を選択すると、「主要」、「マイナー」から始まり、地域ごとの通過を比較することができます。試しに、赤枠で囲った「クロスレート」「ヒートマップ」「通過インデックス」を見ていきましょう。

マーケット情報

クロスレートとヒートマップ

価格の比較表(クロスレート)と%で表記した相対的な通貨ペアの強弱を示すヒートマップは簡単に2種類を切り替えることができます。
相対的にどの通過の取引がやりやすいのかわかります。

ヒートマップとクロスレート

通貨インデックス

ここでは主要通貨に対するボラティリティや評価を見ることができます。パフォーマンスやオシレーター、移動平均線による状態が一目で分かります。「パフォーマンス」「オシレーター」「トレンドフォロー」とタブを切り替えてきます。

「パフォーマンス」:変動率、週間パフォーマンス、月間パフォーマンスなどからパフォーマンス順に並び変えることができます
「オシレーター」:ADX、オウサムオシレーター、CCI20、ATRなどの評価とオシレーターの総合評価が表示されます
「トレンドフォロー」:移動平均線、ボリンジャーバンドから評価されます

通貨インデックス

レート

レートからは、通貨インデックスと同様に「パフォーマンス」「オシレーター」「トレンドフォロー」の観点から通貨インデックスを整理する機能が使えます。オシレーターからフィルターをかけて絞り込んだり、トレンドフォローの観点から総合的な買いか売りかの評価を提供してくれます。あくまで参考程度にとどめておくことをオススメしますが、ティッカーを押せばチャートが開くので普段は見ない通貨ペアのチャートを発見したり、勉強を進める上で役に立つツールでしょう。

FXスクリーナー

マーケットタブを開き、「通貨」→「FXスクリーナー」を押します。FXスクリーナーは、チャートの下のメニューにも設置されています。
FXスクリーナーの開き方
検索条件も多く、テクニカルからフィルターをかけることができ、条件に合う通貨ペアを一覧で表示できます。
上記で説明した通貨インデックスやレートで説明した「パフォーマンス」「オシレーター」「トレンドフォロー」の大枠を選び、もっと細かい検索条件でフィルターをかけることができます。

FXスクリーナー

例えば、15分変動率、1時間変動率、ボラティリティなど様々な検索がかけられるので、ぜひ一度使ってみてくださいね。

FXスクリーナー

SAXO BANK証券と連携してTradingViewでトレードしよう

Saxo Bank証券と接続してTradingViewトレードパネル使ってみようでも説明していますが、TradingViewとFX証券会社の口座を繋げて実際の取引をすることができます。TradingViewのチャートを使って、発注から注文訂正、ポジション管理までできるようにするには、弊社ではSAXO BANK証券をお勧めしています。
やり方は簡単です。

用意するもの
・サクソバンク証券のベーシックまたはアドバンス口座
・TradingViewのアカウント

口座をTradingViewと連携する

トレードパネルを開き、「SAXO GROUP」というボタンを押します。

そうすると画面が開くので、利用規約に同意して接続したい場合はチェックボックスにチェック入れます。
利用規約

別ウィンドウが表示され、ID とパスワードを入れます。

これで、実取引ができるようになりました!

実際の発注方法や売買ツールの使い方

トレーディングビューの売買ツールは3つあります。

  • 売買パネル: Ask/Bidが一目でわかり、ワンクリック注文が可能なパネル
  • 発注パネル: 注文の選択や数量の変更などを行うパネル
  • 板情報: 注文状況がわかる板

パネルの種類
これらのパネルはチャート上やチャート横に表示させるかどうか設定で変更できます。

下の画像の赤枠部分を押すと、設定メニューが出るので、表示させていものにチェックしてみてください。
そうすると、画面が切り替わり、パネルが表示されます。
ただ、発注パネルと板情報は同時にチャート上に表示されない仕様になっているので、切り替えて使用してください。
発注パネルから、利用できる注文の種類はサクソバンク口座と連携している場合、①成行注文、②指値注文、③逆指値注文、④逆指値付き指値注文の4種類があります。
チャート上から、ワンクリックで指値を変えれたり、建玉の横ライン(価格ライン)を表示することができるので、とても見やすくて使いやすいトレード環境になっています。

TradingViewのトレードパネルの特徴
チャート上でポジション確認可能
チャート上から発注可能
口座管理機能が充実
約定履歴や通知履歴、損益通算も一目でわかる

【まとめ】「クロスレート」「通貨インデックス」「レート」「FXスクリーナー」を使いこなそう!

「クロスレート」「通貨インデックス」「レート」「FXスクリーナー」は通貨ペアの分析に非常に便利なツールです。初心者にも分かりやすく、中~上級者にも役立ちます。ヒートマップを活用すれば現在はどの通貨が強く、どの通貨の勢いが弱いのかが一目瞭然です。通貨ペアの強弱は日々変化するので、上手に活用すれば心強い味方になってくれるでしょう。通貨インデックスでは日~年間の変動率やパフォーマンスを確認できます。こちらもトレード戦略を立てるのに非常にオススメです。
TradingViewにはこの他にもたくさんのツールがあるので、ぜひ利用してトレード力の向上に役立ててください。つかいこなせるよjになれば、取引の際の強力な武器なる事は間違いなしです。ぜひ、使い方を押さえておきましょう。

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ラジオ日経パーソナリティ兼FX・BTCコラムニスト(週5本・・・。) FXトレードで毎日ゆったりまったり勝負中!最近はどっぷりBTCトレードにハマっております。過去にXRP70万枚のハッキング経験あり^p^詳しくはこちら! >ひろぴーの略歴・経歴