ストキャスティクス使い方【BTC(ビットコイン)編】

ストキャスティクスの使い方をご紹介します。

 

RSIと同様に、0〜100%ゾーンで上下するインデックス(指数)なのですが、線が2本あるのが特徴です。

%K:期間5

%D:期間3

スローイング3

 

ストキャスティクス-1

添付チャートがストキャスティクスチャートです。線が2本ありますが、%Kが赤色、%D青色で表記しております。

それぞれの数値設定は、一般的にはで使われることが多いです。

数値を高く設定するほど、早く動きます。

⇛【参考】ビットコインMT4 RSIトレード記事はこちら。

■相場との連動性が高いストキャスティクス

ストキャスティクス-2

ビットコイン円は株式市場や株式市場と比較してよく動きます。

よく動くチャートにはストキャスティクスは非常にワークするテクニカルの一つです。

こちらのチャートはビットコイン円1時間足なのですが、ご覧の通り、ピンクで囲ったポイントはローソク足チャートのウェーブに沿ってよく連動して動いているのがおわかりになるでしょう。

このストキャスティクスの反転するタイミングと併せてビットコインを売買することが重要です。

 

短期的な買われすぎ売られすぎを判断するのが得意

ストキャスティクスも0〜100%ゾーンでRSI同様の数値で表現されます。

具体的な判断材料としては、20%以下が売られすぎ、80%以上が買われすぎとなります。

よって、20%以下で反転した場合、80%以上で反転した場合に的を絞って同じチャートを見てみましょう。

ストキャスティクス-3

ご覧の通り、ピンクで囲ったときと比較して、精度が上がっていることがお分かり頂けるのではないでしょうか。

FXトレードの基本でもある、大きな流れに沿って順張りでトレードするのは鉄則です。

ですので、このキャプチャからは押し目のチャンスとして20%以下に沈んだタイミングが2回ありました。

このタイミングで買いを入れていると、どちらも利益が生まれたことになるでしょう。

RSI9や14と比べて機敏に動きますので細かいトレードでエントリーする時には重宝するテクニカル分析ではないでしょうか。

 

1.ゴールデンクロスで買う。

例えば、上記のキャプチャ通り、売られすぎゾーンにストキャスティクスが推移していたとしましょう。

短期的には売られ過ぎと判断されております。

%Kが%Dをクロスして先行して上昇を始めます。

これをゴールデンクロスといいます。

トレードのやり方としては、

1.ゴールデンクロスをしそうなタイミングでエントリーするか、

2.安全をみて、ゴールデンクロスした後にエントリーをするか。

3.またはクロス後に20%ラインを超えてからロングのエントリーをする。

これら細かく分けて3パターンがあります。

RSIの指数は1本に対してストキャスティクスは2本あるため、売買判断をより細かくできる点はRSIよりは優れているでしょう。

こればかりは相場の時々により、どれが一番優れているかは甲乙つけがたいのですが、ビットコイントレードを重ねるうちに腕を磨いて得意なタイミングで入って頂ければと思います。

 

2.デッドクロスで売る。

ゴールデンクロスとは真逆の現象をデッドクロスといいます。

特に買われすぎゾーンの+80〜100%ゾーン内でデッドクロスしたときはエントリーチャンスとなります。

同じく、安全をみて、+80%ラインを割り込んで来た時にショートでエントリーしても良いでしょう。

ストキャスティクス4

※売りで勝負するときも、大きな流れを読んで下落トレンドであることを確認してエントリーすること!

レンジ相場で使うのが最も威力を発揮する。

RSIよりもキビキビと敏感に動くストキャスティクスは、レンジ相場でも威力を発揮します。

値動きが大人しいときは一定の狭いレンジでビットコインも推移しやすいです。

その大人しい時間帯をみてトレードするのです。

BTCJPYM5

2011年後半から2012年前半の為替市場ではよく使える手法でした。

ドル円が76~79円の間を行ったり来たりしておりまして、1日のうちに20~40銭しか動かない日がほとんどでした。

特に大人しい値動きの一定のレンジ相場での逆張りは有効です。これをビットコイン市場でも応用できます。

ビットコイン円の場合はも5分足や15足程度がおすすめかと思われます。

⇛【参考】ビットコインMT4 RSIトレード記事はこちら。

 

【ストキャスティクス まとめ】

%K:期間5

%D:期間3

スローイング:3

0〜100%ゾーンの間で映し出される。

ストキャスティクスが0〜20%ゾーンで推移するときは売られすぎ、80〜100%ゾーンが推移するときが買われすぎと判断すること。

ゴールデンクロスやデッドクロスを多用してトレードすることがおすすめ。


 

ストキャスティクスの使い方は以上になります。

非常にシンプルで使い方でして、本当にこの程度しかありません。上下運動が激しいため、エントリータイミングを細かく計測するときには多用できるでしょう。

RSIやMACDのどちらかと組み合わせで使われることが多いため、組み合わせて使うこと尚威力を発揮します。ぜひ、色々と試してみてください。

ストキャスティクスもビットコイントレード初心者には非常に使いやすいと思われます。

【関連記事】
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