TradingViewの描画ツールでライン(線)を引く方法、水平線やチャネルラインなど

チャネルライン
こんにちは♩ 日本テクニカルアナリストのサイです!

TradingViewの機能がたくさんありすぎて、持て余していませんか?
機能の中でもぜひ使いこなしてほしいのが、描画ツールです。
TradingViewでは様々な種類のトレンドラインを引くことができます。
今回は、TradingViewの描画ツールを使って、水平ラインとチャネルラインという2つのトレンドラインを中心に解説し、実際の引き方を確認していきたいと思います!
(トレンドラインにの要点はこちら。まだお読みになっていない方はそちらからぜひ読み進めお願いします♫)

TradingView公式サイトへ

TradingViewの描画ツールはどんなものがあるの?

TradingViewはとっても機能が多いので、使いこなすには時間がかかりますが、
主要なトレンドラインツールを下記にまとめてみたので、表と見比べながらいろいろ描いてみてみるのもいいでしょう。

描画ツール一覧

トレンドラインは、ピンク枠で囲ったボタンを押します。すると、トレンドライン他13種類の線の描画ツールが選択できます。

自分のよく使うツールは星マークを押してお気に入り登録しておくことをオススメします^^

水平ラインって何?

水平ラインは、トレンドラインの一つで、同じ価格帯でチャートが反応している価格に水平的に引いた線です。
今後の価格が転換するタイミングを予想するために使用します。

では、どのような時に、水平ラインを引くのでしょうか?

引き方によって、全く性質の異なる線になるので、3パターンに分けておきます。

水平ライン
横ばいトレンドの時のレジスタンスライン(上値抵抗線):価格が跳ね返されているところ2点以上を結び引く
横ばいトレンドの時のサポートライン(下値支持線):どう価格で下支えになっている点を2点以上結ぶ
前回高値・安値などの価格帯出来高によるレベルライン(意識されるであろう価格帯の節目)

TradingViewで水平ラインを描くには

TradingViewを開いて見ていきましょう
水平線をメニューから選択します。
水平線ボタン選択
そうするとカーソルが十字になるので、水平ラインを引くところをきめます。
水平ラインを引く価格を一点きめることで、直線を引くことができます。
水平ライン

チャネルラインって何?

またチャネルラインは、トレンドラインと平行な線を1本足したもので、トレンドの強さや継続性をみるために使用します。
チャネルラインからブレイクした時はチャネルラインを引き直すか、他の線を使用します。
引き方は、
①トレンドラインを一本引きます
②引いたら、それと平行の線を上昇トレンドなら上値抵抗線になっていそうな上側に、下降トレンドなら下値支持線になっていそうな下側の部分に引きます。

チャネルラインも同様に、メニューから平行チャネルボタンを選択します。
上昇トレンドラインまたは下降トレンドラインを一本引き、そこから平行線がワンクリックで引けるので、その幅を決めます。
チャネルライン

TradingViewチャートへ

TradingViewのライン(線)調整方法

線の調整は下図のメニューからできます。
メニュー

①ラインのテンプレート

描画のスタイルを保存してテンプレートにすることができるメニューです。

②ラインの色

線の色を変更することができます。
色

③ラインの幅

線の太さを変更することができます。
線の太さ

④ラインのスタイル

線の種類を実線や点線などから選択することができます。
スタイル

⑤ラインの設定

設定が表示され、テキストの表示や可視性を変更したりできます。

⑥ラインにアラートを追加

引いた線に対して、アラート設定ができます。
アラート設定

⑦表示の順序

表示の順序変更

⑧ラインの複製、コピー

複製やコピーして、同じ種類の線を引くことができます。

⑨ラインのロック

引いた線を固定し、動かせないようにします。
ロック

⑩ラインの非表示

引いた線を非表示にすることができます。
非表示

⑪ラインの削除

引いた線を削除します。
削除

いかがでしたでしょうか。
TradingViewの描画ツールを使えば、トレンド分析が簡単に行えるようになりますよ!

TradingViewツール活用編リスト
TradingViewのプライベートアイデアを活用しよう
ウィジェットツール/ウォッチリストを使いこなそう
「TradingView」のスクリーナーを活用しよう

TradingView全記事リストへ

今ならTradingViewの有料版が30日間無料! 登録は以下のボタンから。
TradingView公式サイトへ
アカウント登録の仕方は「TradingViewの有料版を30日間おためしで使ってみよう」を、有料プランの選び方は「TradingViewのプランを無料から有料に切り替えた3つの理由、プランの選び方」をご覧ください。
TradingViewに関する記事はCXRが監修しています。
CXRは公式TradingView Japan 窓口です。

\限定TradingViewインジケーター & 売買サインをプレゼント/
ひろぴーのトレードサロン始動!

About Sai 27 Articles
短期スイングを中心に株トレード歴5年。 趣味でテクニカルアナリストの資格を取っちゃいました! 日経先物と、FX、仮想通貨取引も先輩トレーダーに教わりながらコツコツやってます。