仮想通貨の恐怖&強欲指数から見るビットコイン相場分析(仮想通貨メルマガ9/1児山)

この記事は、 読む仮想通貨ストラテジーレポート(現在オンラインサロンにサービス移行)で数日前に配信したメールマガジンから転載しています。

2019年09月01日 02時40分
サポートの児山です。

100万円を手前にして悩ましい相場が続いています。

仮想通貨の恐怖&強欲指数から見るビットコイン相場分析

コインテレグラフでは記事になっていますが、オールターナティブ・ドット・ミーが提供する「仮想通貨の恐怖&強欲指数」というものがあるので、見ておきましょう。
参考:https://alternative.me/crypto/fear-and-greed-index/#share-fng

縦軸のValueは0(極端な恐怖)から100(極端な強欲)となっており、日々数値が更新されています。
これが本当に当たるのか、検証してみたいと思います。

過去3カ月のビットコインチャートをプロットしてみたのが添付画像です。

これを見ると、20以下では買って80以上で売ると基本的に勝てることが分かります。

では、6月半ばはどうでしょうか?
ここでは、Bakktのビットコイン先物の開始にG20で世界的に仮想通貨のKYC規制が敷かれるのではという思惑から、中国人がせっせとビットコインを買いまくっていた特殊要因がありました。
また、筆者やひろぴーさんが雑誌やメディアの取材で一番忙しかったのもこの時期です。

いやゆるプチバブル状態でした。
やはり、ファンダメンタルズと需給は大事だと言えます。

投資戦略

さて、これを元にするとビットコインを買えることになりますが、損切りは100万円割れとタイトで良いので、立ち回りやすいといえば立ち回りやすくなります。
ただ、取引所のポジションやプライシングを見ると、少し買いに傾いており、昨日の早朝のように振り回すような値動きが起きそうに思えます。
ようは動き始めると、どうとでもなる不安定な相場環境と言えます。

ひろぴーさんが書いていますが、変化日でもあるので、キャッシュポジションを高値にして迎え撃つ態勢でいたいと思います。

イベントスケジュール的に、9月6日にbakktのカストディが開始されます。
フィデリティのカストディサービスの承認やレジャーXのビットコイン先物もあります。
上がりそうな材料はたくさん控えています。

一方、過去の値動きを見ると9月相場は明るくありません。
2014年、2017年、2018年と大きく下がっています。

香港でビットコインが買われていることに目を付けられ、香港の取引所が規制されたり、レバレッジ100倍に継承が鳴らされたり、テザー問題が完全にアウトになるなど、考えれば出てきそうな材料はいくらでもあります。

特に、仮想通貨取引所は香港を拠点としているところはたくさんあります。

【香港にある仮想通貨取引所】
フォビ、バイナンス、コインスーパー、ビットフィネックス、ZB.COM、Kucoin。

特に、中国人ご用達のZB.COMがやられるとかなりのダメージを受けるでしょう。
20万円くらい下がっても不思議ではありません。

チャイナマネーの流入が止まることは、仮想通貨市場にとって一番のダメージです。
幸いなことにひろぴーさんは月2回ほど中国に行っているので、詳しい話をメルマガでできればと思います。

・ひろぴーも使っているGMOコインのとTradingViewの使い方は、以下の記事をご覧ください。

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About 児山 将 62 Articles
個人投資家兼Webメディアのフリーランス 2009年にFXで相場に参入。2014年末にひろぴーさんに連れられてリップルのセミナーに行ったのがキッカケとなり2015年に暗号通貨への投資を開始。10年間の投資経験と早期からの暗号通貨市場への参入の経験を生かす。交換業者との繋がりも多い。