こんにちは♩ 日本テクニカルアナリストのサイです!
今回は、絶対見逃したら損っ! 為替トレーダー&BTCFXトレーダーであるひろぴーのオリジナルインジケーター「RCI4lines」を私が実際に使ってみたレビューと詳しい使い方に関して解説していこうと思います。
その前に…、RCIの基本的な使い方や手法について知りたい人は、「RCIトレード手法!トレンド転換や順張りのエントリーポイントがわかる!」をご覧ください。
RCIの特徴
RCIは複数の期間を同時に使うことでトレンド転換の初動をとらえ、かつ押し目(戻り目)のタイミングをつかむのに適しているオシレーター系のテクニカル指標です。またトレンドの過熱感も見ることができます。
オシレーター(逆張り)系とトレンド(順張り)系の両方の要素を併せ持っています。
トレンドラインやMACDなどの他のテクニカル指標と一緒に使うことが多いですが、RCIだけでも十分に利を乗せられるエントリーポイントを探せるので、まずは基本的な線の捉え方をみていきましょう。
RCI基本的な使い方

RCIの値の範囲は、-100%~+100%の間で、0の中央線が引いてあります。0より上で推移している時は、上昇基調であり、0より下で推移している時は下落勢力が強いと考えていきます。
また買われすぎ水準は、80%以上、売られすぎ水準はー80%以下となります。
RCIは異なる期間の線を追っていくので短期線が長期線をゴールデンクロスした場合に買いサイン、デッドクロスした場合は売りサインとして考えられています。
- 【買いシグナル】
- ・RCIがマイナス圏からプラス圏になった時(順張り)
- ・長期RCIが短期RCIをゴールデンクロスした時(逆張り)
- ・売られ過ぎの-100%付近から反転上昇し始めた時
- 【売りシグナル】
- ・RCIがプラス圏からマイナス圏になった時(順張り)
- ・長期RCIが短期RCIをゴールデンクロスした時(逆張り)
- ・買われ過ぎの+100%に接近した後、反転下落し始めた時
オリジナルインジケーター「RCI4lines」とは?
RCIの設定値は、9、26、52が使われることが多いですが、RCI4linesインジケーターでは、7、9、26、52の4本の線をみます。
見方としては、7、9と26、52の2つのチームに分けます。
RCIの短期線の見方(7,9)
RCI7とRCI9がゴールデンクロスした時は買い、デッドクロスした時は売りになります。
傾いている方に順張りエントリーしていきます。レンジ相場でよく機能します。
ストキャスティクスと同じようなイメージで使用します。
RCIの中期線(26),長期線(52)の見方
より中期的なトレンドを把握して戻り売りや押し目買いの際に利用します。この2本の線の傾きに逆らわないようなポジションをとります。
RCI短期線(7):赤、RCI短期線(9):黄緑、RCI中期線(26):水色、RCI長期線(52):オレンジ
RCI4linesの使い方とRCI3本線と比較
基本的にはRCI4本線とRCI3本線は使い方は一緒です。
ただ、RCI4本の線をみて行くことで、RCIが3本の時よりも、トレンド反転が掴みやすくなったり、押し目をつかみやすくなります。
下の図では、
- 押し目が早く判断でき、展開の予想が早くできるポイント
- トレンド転換が早く察知できるポイント
を実際に見比べていきましょう。

①の青い実線の四角ではデッドクロスになっているので、売りサインになり得ますが、②の青い点線の四角では80%に届いていないので売りサインにはなっていません。
デッドクロスは80%以上の位置でクロスしている方が望ましいですが、この場合はRCI52の傾きが確実に下をむき出しているので、足が移動平均線を超えてこない限りは売りサインとみていきます。
また、赤い四角ではRCI4linesの方が下のRCI3linesのインジケーターよりも早く買いサインが出ていることがわかります。短期線を2つ組み合わせることでサインの見落としを抑え、売買判断の補強をしてくれる場合があるのです。
ひろぴーもRCI4linesインジケーターを、ここぞ!という時に愛用しています!
ちなみにこのRCI4linesは、「ひろぴーオリジナルRCIのトレード手法を解説!(TradingViewビットコインチャート編)」でも解説しています。併せて読むと、さらに理解が進ことでしょう。
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