8月1日のビットコイン分岐問題を控えて市場は小動きです。
今月前半はビットコインはともかくイーサリアムが大幅に下落をして苦戦をしましたが、月中盤からビットコインが急落してくれたのでショートで参戦。
その後、大きくV字回復を見せる最中はロングで取ることができましたので、結局いつもと似たような収益で終えることができました。
さて、8月前半の投資戦略を書いておこうと思います。
ビットコイン・ハードフォーク後はBTC上昇?
ビットフライヤーではビットコイン現物価格が305,000円前後にも関わらず、ビットコインFXの価格が292,000円と非常に大きく乖離をしておりました。(7月31日14時30分現在)
間違いなくビットコインFXのほうでヘッジのショートをしているのでしょう。
■ショート・ヘッジとは。ビットコインの現物の買いポジションを持ちながら、FXトレードで売りポジションを持って事実上、損失を回避すること。
今回のヘッジメリットはビットコインの現物を持っているだけ、分岐後BCCがもらえるという特典を試みて、ビットコインFXでショートポジションを持ちながら8.1を乗り越えようといった試みです。
これらが8月上旬、どこかで利食いまたはカットをしなければなくなるはずですから、下値は限定的ではないでしょうか。
世界中のトレーダーがおそらくFXポジションでビットコインのショートヘッジを掛けていると思われます。
このイベントが通過すると、現物のほうが安くなってFX価格のほうが高くなるかもしれません。
またビットコインの分岐は周知の事実ですから、今更ビットコインが急落することはないと思われます。
覚悟を決めた長期ポジションのみしか市場に残っていないと思われます。
そういった意味で、ビットコインは比較的堅調に推移を始めるかもしれませんが。
※もちろんですが、トランザクションにエラーが出たりなどビットコインのブロックチェーン上に何か問題がおきた場合はさすがに投げ売りが出ると思われます。但し、重症な問題が起こらない限り、市場は先回りして上昇をはじめるように考えております。
で、本題のビットコインチャート日足になりますが、下限と上限にレジサポラインを引いてみました。
32万円に乗せてからは早いと思います。35万円が見えてくるでしょう。そして近々40万円手前までは追い込むと考えております。
また分岐後、ビットコインキャッシュ(BCC)が誕生後、売られると思います。
これにもし影響して引っ張られて下落する可能性もあるかもしれませんが、一時的ではないかと考えております。
BCCは最初、皆が売ると思われます。
個人的には中央集権制の高い、中国産のアルトコインですから、またどこかで暴騰をするのではないかとも考えております。
投機的にこのBCCが8月の中旬か下旬あたりから仕込んでみようかなっと興味本位で考えております。
中国当局監視の元の仮想通貨ですからトレーダー的には非常に都合がよいコインとなるはずです。ポテンシャル十分でしょう。
こちらはまたBCCが誕生してからレビューを書きたいと思います。
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