BTC-e取引所ハッキング!ロシア人容疑者4400億円のマネロン疑い

 

2017-07-27 

ロシア人のアレキサンダー・ヴィニク(Alexander Vinnik)容疑者が2011年からブルガリのBTC-eビットコイン取引所(2011年に設立)を介して行って、今までに約4400億円をマネーロンダリング行った疑いがあるとしてギリシャで逮捕されました。

ギリシャの検察当局から報告によると

「MtGOX(マウント・ゴックス)事件にも関与していた模様で、このハッカーによって盗難されたとするビットコインの大多数がAlexander容疑者が所有している可能性が浮上。BTC-e取引所に隠している可能性が高い。」と疑いがかかっているようです。

 

Alexander容疑者は、不正行為によって得られた現金でのマネーロンダリング及びBTC-e取引所がマネーロンダリング対策とKYCを法に基づいて順守していないなどの理由で米国当局の調査が入りました。

現在、米カリフォルニア州北部検事所と金融犯罪執行ネットワーク(FinCEN)連携し、BTC-e取引所に対して、110,003,314ドルの民事罰金とAlexander容疑者に対して、米国の反マネーロンダリング(AML)法に抵触しており、違反行為で1200万ドルのペナルティを課したことを発表しました。

情報参考元:https://www.coindesk.com/btc-e-connected-bitcoin-money-laundering-arrest-greece/

7月25日-7月26日の間、BTC-E取引所の公式ツイタから下記2つの発表がありました:

「サービスを再開させるには、引き続きメンテナンスを行うため、復旧できるのは約5日~10日間かかる見込みと」

これを受けて、ビットコイン円は30.5万円⇛27.5万円と10%前後の下落を演じました。

現在は価格を戻しているものの、不安定な相場が続いております。

この事件が真相に引き続き注目です。

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  大阪の大学院に通いながら株為替ファンドの事務処理をしているBTC女子! 中国語、英語、日本語のトリリンガル。 海外のBTC情報サイトからトピックスを見つけ出し、配信する役割を担う。