TradingViewでのチャート分析や情報ツールとしてのさまざまな機能を紹介していますが、今回はデモトレードを行う方法の紹介です。

デモトレードをするための方法
TradingViewでデモトレードをする方法は主に二つあります。
一つは以前紹介したブローカー接続を利用して、ブローカーで開設しているデモ口座をTradingViewに反映させる方法です。取引パネルに表示されているブローカーに自身が開設したデモ口座があれば、口座接続で情報を引き継いで使うことができます。
もう一つはTradingViewのペーパートレードを利用する方法です。こちらは外部のデモ口座を開設していなくてもTradingViewアカウントがあれば誰でもダミー資金を用いてトレードすることができます。今回はこちらのやり方について紹介していきます。
接続方法について
まずチャート画面下にある「取引パネル」を選択します。

次に、ブローカー一覧の中から「Paper Trading」を選択します。
すると、ブローカーと接続した場合と同じで「取引パネル」タブが「ペーパートレード」に変化します。これでデモ口座での取引が可能となります。
初期の資金は10万ドルになっています。あとはダミー資金を使って取引をしていきましょう。

口座資金のリセット
ペーパートレードでは口座資金やトレード履歴などをリセットすることができます。設定画面から「ペーパートレーディング口座のリセット」を選択します。
すると、リセットの確認と口座資金の設定画面がでるので次にセットしたい口座金額を入力してリセットボタンを押してください。
これで口座資金や取引履歴を新たにしてデモトレードを始めることができます。
分析ツールからも注文可能
注文は分析ツールを駆使しながらすることも可能です。
例えば、予想・予測からポジションのツールを選択します。
ツールで利益確定や損切りの範囲を選択した後に右クリックの設定から注文作成を選択します。
すると、ツールで選択した範囲で利益確定と損切りの数値を反映した注文パネルが表示されます。
注文が完了すると、注文内容がポップで表示されチャート下に反映されます。
終わりに
いかがでしたでしょうか? デモトレードができるようになれば、実際の資金を運用しなくともチャート分析をしたうえで検証することができるようになります。また描画ツールなどからも注文できるようになっていますので上手く活用して分析や検証に役立ててください。
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