スイス・Falcon銀行・Bitcoin Suisse AG業務提携 LISKに追い風か?

7月12日、スイスの民間銀行ファルコングループ会社(大手ネット銀行)が、顧客にビットコイン資産管理サービスを提供することを発表した。

同時に銀行のロビーにビットコインATMも一台設置される予定だ。

Move Digital社(仮想通貨資産管理および投資コンサルタントシステム会社)との戦略的提携し、2013年設立されたBitcoin Suisse AG社(スイスのビットコイン大手)と連携し、顧客が自分の銀行口座内の資金でビットコインの取引及び送金できるサービスを提供する。

Falcon銀行にとって、デジタル資産を統合することができる新しい戦略の一つである。

Bitcoin Suisse AG社は主に金融商品の基盤となるインフラとサポートし、マネーロンダリング(AML)規制の監視代理業を主に担う。

また最近でも、世界中の銀行がFalcon銀行のようにビットコイン資産管理サービスを提供し始めている。

今年5月、ノルウェー最大のネットバンキングSkandiabanken銀行も、ビットコイン資産管理サービスを提供できると発表していた。

Falcon銀行がチューリッヒに所在しており、世界の顧客から146億スイスフランの資産を管理している。

今回、正式にスイスの金融市場庁(FINMA)の認可を受けて初の暗号通貨業者としてBTCを取扱えるスイスの金融機関となった。

ちなみにパートナーのBitcoin Suisse AG社はLiskコイン開発元ともコラボレーションしており、スイス発祥の暗号通貨普及に向けて大きく動いているようだ。

LISK・ブロックチェーン技術を実装したサービスがファルコン銀行で出てくるかもしれない。

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LISK(リスクコイン)とは。

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  大阪の大学院に通いながら株為替ファンドの事務処理をしているBTC女子! 中国語、英語、日本語のトリリンガル。 海外のBTC情報サイトからトピックスを見つけ出し、配信する役割を担う。