長い冬に時代に幕を降ろしそうです。添付チャートは週足です。
ビットコインは半年以上かけて、ボトム圏を週足レベルで脱出しかけております。
中長期的にも完全にボトムアウトの兆しが見えてきました。
もくじ
テザー(USDT)相場分析
添付チャートはBTCUSDT週足です。
今週配信のメルマガ通り、USDT(テザー)問題は最終的にBTC買いに発展することが多く、やはり今回もその類となりました。
USDTのテザー社とBitfinexは米国当局から嫌われておりますが、その代わり、USDCを筆頭に他のステーブルコインが存在感を増してきました。
BTC/USDCの出来高が徐々に増えてきております。米国当局は、米国企業が管理する厳格な体制でリリースされたUSD建ての暗号通貨に置き換えたいのでしょう。
USDC=USDcoinと言い、米Circle社がリリースしているコインになります。つまり、ポロニエックスであり、そしてゴールドマン・サックスが大株主であることを考慮すると、このカラクリは容易に想像がつくでしょう。Bitfinex社からUSDTの権利を奪い、他のステーブルコインの存在感が増したタイミングで米国は暗号資産バブルを仕掛けてくるはずですし、USDT資産から他の資産に流入は継続するでしょう。
テザー(USDT)チャート戦略
さて、週足レベルで5800ドルを超えてきました。ショートカバーも含めて、5900ドルまで上昇し、ちょっと一服感も出てきました。ここからリズムよく高値を超えていくようには思えません。
上昇チャネルレンジを形成していくようなイメージを持ってます。
短期トレーダーのショートエントリーを誘いながらの上昇です。彼らのショートポジションに含み益がしっかり乗り始める少し手前を意識して買っていくと、有利な試合運びができるようになると思います。
1歩、2歩待って、手前からじっくり買いを入れていくと良いのではないでしょうか。
買いのレベルでいうと、5500ドル~5700ドルぐらいのイメージです。
円建てで60万円~61万5000円ぐらいからでしょうか?
押し目買いで勝負したいところです。
ビットコインリアルタイムチャート