マイニング機器ハードウエアのBitfuryとスイスの投資会社Final FrontierはEUの金融規制当局の承認を受け機関投資家向け金融商品「bitcoinマイニングファンド」を発表(2019年4月28日)しました。
Final Frontier公式アナウンスは、次のように伝えています。
bitcoinの可能性を投資可能資産として認識している投資家にとって、bitcoinマイニングは、そのインフラストラクチャへの投資を通じてこの資産クラスへのエクスポージャーを得るための効果的な方法を提供します。
ビットコインマイニングへのアクセスは、伝統的に、技術的、物流的、財務的および執行リスク上の課題がありました。
この新しいファンドは、欧州管轄の金融監視機関で承認されたファンドを介して、トップクラスのサービスプロバイダと提携してビットコインマイニングへのエクスポージャーを提供することで、これらの課題に対処しています。
このファンドは、最先端のBitfuryデータセンターを特徴とする、世界で最も低い電力と運用コストの一部を持つマイニングサイトで構成されるターンキー型資産に投資します。
BitfuryのCEO、Valery Vavilovは、次のように述べています。
「この革新的な基金により、Final Frontierは投資家にビットコイン採掘の機会にアクセスし、経済的機会を創出し、そしてビットコインの制度的採用を促進するための新しい方法を提供します」
Final Frontierの共同創設者であるImraan Moolaは、
「ビットコインの価格は日々高まっていますが、機関投資家の関心が日々高まっているため、今ではビットコインの採掘への投資を検討する機会になるり、投資家にとって有利な時期にファンドを立ち上げる事ができた」
とMoola氏は語っています。
(画像はmedium.comより引用)
参考:
BitfuryがパラグアイのGolden Gooseプロジェクトでマイニングセンターを開設する