4月12日
忙しい!!サラリーマン・OLのための仮想通貨市場、今週の振り返りと週末戦略!
〜Cryptoテクニカル・ファンダメンタルズ分析〜
【今週注目度が高かったファンダメンタルズ振り返り】
・リキッドグループが大手投資ファンドからの資金調達を発表!ユニコーン企業の評価を獲得!
創業10年以内、未上場で企業価値10億ドル以上のテクノロジー企業をユニコーン企業といいます。
この度、仮想通貨取引所「Liquid by Quoine(リキッドバイコイン)」を運営するQUOINE株式会社をグループに持つリキッドグループが新たな資金調達を受け入れたことにより、市場評価額が1100億円を上回り、10億ドル相当に到達したことを受けてユニコーン企業として祝福を受けました。
尚、シリーズC投資ラウンドは現在も継続中とのことです。
BloombergTVより、栢森CEOもインタビューを受けているのでその詳細は下記動画をご紹介しておきます。
Bloomberg TV インタビュービデオ
さて、先日からビットコインをはじめ、クリプト市場は大きく上昇。
昨日から、反落し調整局面に入りつつあります。
勢いよく上昇をしましたので、しばらく高値圏の揉み合いが続くように感じます。
金融市場も米株は上昇をし続けており、NASDAQ先物指数は史上最高値まで残り100ドルとなっております。ダウ先物指数もあと700ドル前後と完全復活の兆しです。英国のブレグジットは今年の秋まで一旦の延期となりました。
正月明けからネガティブな雰囲気が金融市場にはありましたが、徐々にアク抜け感が出ております。クリプト市場もこの値動きに連動しつつあるのは気のせいでしょうか?
今週は週足から改めて分析したいと思います。
もくじ
60万円に阻まれて反落も55-60万レンジ相場か?
出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)
【採用テクニカル】
・一目均衡表
・オシレーター:MACD(通称:マックディ・エムエーシーディとも呼ばれる。)
BTCJPY週足です。今週はちょっと嫌な上髭をつけて反落気味です。
65万円のレジスタンスラインを控え、少し一服感でしょうか?
USDJPYレートが上昇してきまして間もなく112円です。
ちょうど昨年の65万円割れしたころのレートに近づいてきましたので、先日は63万円ぐらいの上値を想定していたのですが、現在は64〜65万円付近がドル建てでもちょうどよいポイントに差し掛かろうとしております。
ちなみにドル建てでは5800ドルです。(5800ドル☓112円=64万9600円)
おおよそ、この付近が目処となるでしょう。
MACDはゴールデンクロスをしてしばらく立ちますが、今週の陰線はちょうどよい押し目となると考えられます。
日足ではMACDがファーストデッドクロス
出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)
日足を見ると大陰線出現中です。
ただ、トレンドがV字で戻ることはなかなかありません。
MACDのデッドクロスもファーストデッドクロスであり、こちらもまた強い上昇トレンドが発生後、最初のデッドクロスが天井となって反落していく相場もあまり見たことがありません。
今回の強めの下落は最初の押し目となる確率のほうが高いと思われます。
そういった意味で55万円は絶好の買い場となるのではないでしょうか。
ちょうど、このあたりから成行きで入っていくとグッドポイントで押し目が拾えることになると思われます。
週末も何度か55万円割れをトライするかもしれませんが、短い時間足で逆三尊形状を作ると底堅さが出てきます。尚、買いやすいのではないでしょうか。
4時間足は雲の中突入、MACD切り返しか否かの重要局面
出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)
4時間足に時間軸を更に落とします。
MACDが0.00付近まで下落してきました。相場がニュートラルな状態に近づきます。
市場の買いポジションと売りポジションが拮抗してくるとMACDが0.00付近で停滞することが多く、現在の水準より少し落ちたところでおとなしく推移をする可能性が増えてきます。
土曜日あたりに安定してきますでしょうか?テクニカル的に条件が揃いつつあります。
週足、日足、4時間足を踏まえて、現在の価格水準から買いをいれていくと良いように感じます。
55万円前半は買い方向で考えます。
ETHは18000円付近がサポートに?
出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)
Ethereum分析に切り替えます。
18,000円前後に前回の高値を引くラインが引けましたが、少し割り込んできております。
とはいいつつも、18000円のサポートライン付近で止まると個人的には予想しており、このあたりから切り替えして今一度2万円方向に進むイメージを持っております。
ビットコイン同様に、MACDが最初のデッドクロスをしようとしております。
このデッドクロスが騙しとなる可能性が高く、間もなくクロスする合図は買いのタイミングとなります。
BTCより先に訪れそうですね。直ちに成行き買いを躊躇してしまう場合は17500円ぐらいまで許容を設けて、この価格帯をバックに買いをいれていくと良いと思います。
ストップの目安は16000円割れです。
ここもサポートラインがしっかりと引けるポイントですが、ここを割り込むほどのネガティブ材料がない限り難しいのではないでしょうか。
ETHは雲の下限で踏ん張るか?
出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)
18000円で止められそうなもう一つの理由がありました。
一目均衡表の雲の下限がちょうどサポートとして機能しつつあります。
さらにMACDも0.00付近に到達したため、ここでレンジ相場を形成する、もしくは逆三尊のような形状になると非常に望ましい形状になります。
反転の合図となりますので絶好の買い場となるでしょう。
ETHも買い場と判断して個人的には現状の価格買いで判断しております。
QASHJPY日足は三角持ち合い形成中
出所:Liquid by Quoine(リキッド・バイ・コイン)
最後にQASH分析です。
大きな三角持ち合いを形成中です。
ユニコーン企業として評価されたのですが、QASHの時価総額が現在の単価で50〜60億円なので、もうちょっと上がっても良いのではないかな、と思うのは僕だけでしょうか・・・。
一目均衡表の雲がサポートとされそうで、抵抗帯となりやすいのは確かでしょう。
三角持ち合いの下限ラインから買い方向で今週末は考えております。
いずれも今週末の見通しは強気です。QASHも14〜15円ゾーンでは買指値をセットして待ちたいと思います。
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