1月30.31日にパシフィコ横浜にてアジア日本最大級のブロックチェーンイベント、JAPAN BLOCKCHAIN CONFARENCE(JBC)が開催された。2018年6月に第1回目が開催されこの度2度目の開催だ。
実際に参加してきたので、レポートを報告します!
もくじ
日本最大級のブロックチェーンイベント「JBC」
JBCとは、ブロックチェーン技術の未来を担う有力企業や団体が、日本から世界に向けて、情報発信をする日本最大級ビッグイベントだ。参加企業は50社を超え、中にはDMM Bitcoinや楽天、LINEなども参加している。
その中で、一際目立っていたプロジェクトがあったので一つ紹介しよう。
そのプロジェクトはQURAS(キュラス)だ。
匿名プラットフォームQURASとは

第一印象として、会場に出展している各ブースと明らかに違う点があった。
それは、他のブースでは女性モデルが宣伝をしている中、同社はサングラスをかけた筋骨隆々の男性モデルにタトゥーシールを貼り、唯一無二のアピールをしていたことだ。
では実際、肝心なプロジェクト自体の内容はどうなのか。
QURASの独自性
Qurasは、匿名技術がベースとなっているプラットホームで、スマートコントラストが利用出来る。
Ethereumなどのスマートコントラクトは、透明性が高いと言うメリットにある。
しかしコントラクトの内容までもが第三者に公開されているため、プライバシー侵害につながってしまうデメリットがある。これは、ブロックチェーンがビジネスで利用される際の障壁となってしまう。
Qurasでは、スマートコントラクトのトランザクションを非公開にすることができる。また発行したトークンに、匿名決済機能を持たせる事もできる。これによってプライバシーを重視したサービスにもブロックチェーンを活用出来るようになる。
またEthereumの様にQuras上で発行したトークンが流通した場合、発行元にトランザクション手数料の一部が入ってくるため、開発者に支持されるとしている。
Qurasのプレゼンテーションでは、Ledger Walletのアジア担当者が登壇し、Ledger Wallet内にQurasが対応する準備中であることを発表した。プレゼンテーション模様は、以下の動画で確認出来る。
JBCとQUORASのまとめ
「匿名通貨はマネーロンダリングに使われるのでは?」と考える人も少なくないと思う。
しかしそれ以上に匿名性は、資産や個人情報を守る上で必要不可欠と言える。
現在、代表的な匿名通貨はMonero(モネロ)、DASH(ダッシュ)、Zcash(ジーキャッシュ)などが上げられるが、今後それらを凌駕し得る存在として注目していきたい。
※Qurasに関する公式の案内はこちら
Quras イメージモデル 小柳栄一
【経歴】
- SASUKE2017 第33回大会出演
- 2017 SSA beasty 福岡1st
- SSAプロ選手