ウガンダのCaricoCaféConnoisseurはブロックチェーンによるコーヒーのトレーサビリティを確保

The EastAfrican(Ugandan firm uses blockchain to trace coffee from farms to stores)ビジネスニュースによると、
ウガンダの会社である「CaricoCaféConnoisseur」は、コーヒーのフェアトレードを証明する為に、ブロックチェーン技術を使用しています。

(出典:CaricoCafé公式ページより)

 

これは、クライアント(コーヒーの消費者)に対して農園や所在地、(収穫された年の)気候などコーヒーに付随する別の価値観があり、信頼できる農園や卸業者からはより高く買うシステム(フェアトレード)があります。

つまり信頼あるトレーサビリティにより農園はより多くの収入を期待できます。

コーヒー豆の各袋にはコーヒーの種類、農園情報、収穫情報、出荷情報など、出荷時にそれらの記録データをブロックチェーンに格納し共有します。ブロックチェーンのテクノロジにより、データが改ざんされにくくなり、透明性と信頼性が向上します。

CaricoCaféConnoisseurのCEO、Mwambu Wanendeya氏は、「国内で最初のブロックチェーン認証製品である「Bugisu Blue」が12月に南アフリカで最初の市場に登場したことを確認した。」と述べています。

ウガンダはアフリカ大陸では最大のコーヒー輸出国であり、続いてエチオピアです。
ウガンダでは主にロブスタ種を栽培していますが、アラビカ種も多く栽培されています。しかし、国内には加工処理能力が限られているため、コーヒー豆の殆どは「生豆」として輸出されています。

ブロックチェーン認証システムにより、消費者は自分のコーヒーを追跡し、それについてもっと知ることができます。
スマートフォンを使用することで、ユーザーはコーヒーのパッケージのQRコードをスキャンして、製品の履歴を消費者に提供します。

農家が集荷所に持ち込み、倉庫保管、規制当局による検査、出荷まで、コーヒー豆のすべてのステップが記録されます。

このように、CEOのWanendeya氏は、
「消費者はコーヒーに信頼性を求め、フェアトレードを成立させるために何らかの証明が必要です。
信頼できる証明ができれば消費者は多少高くてもその商品を購入します。そのためコーヒーのトレーサビリティが重要なのです。」と語っています。

これらの情報は実際にhttps://www.provenance.org/で見ることができます。

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元プログラマー、その昔日本初?(多分)の有料iPhoneアプリリリース、無料アプリに至ってはダウンロード数4週以上首位をキープ!多数リリースしたアプリの一つは「AppStore 2010AWARD」にも選出された。さらに遡り、当時(1996年)AppleのCEOアメリオ会長(Steve Jobsを呼び戻した人)と握手した事もある。という自慢話は過去の良き思い出となっている。還暦を期に現役プログラマーを引退(若干ボケが来たので)。 仮想通貨や株には全く無縁であったが・・・