2019年のLISKロードマップが発表されました。
2018年12月22日現在、LISK財団の保有資産は28,094,521.98USDと公開されています。
Max Kordek CEOによるとLISK保有の暗号資産から1,200万ドル分をスイスフランに換金するそうです。
2019年1月6日現在では26,425,960.18USDとなっているので既に200万ドルが引き出されています。
昨年はLiskCore1.0のリリースに関してやきもきさせられ結局LISKの価格上昇はビットコインの上昇と共に最高値を付けたが、その後は仮想通貨全体の下落と共に低迷期を彷徨っている状況となりました。
開発ロードマップ
現在はQuality and Performanceの段階です。特に期日は明確化されていないですが、今後のスケジュールとなります。
内容としては、
・APIと投票実行検証(vote verification )
・開発者用ツールの作成
・ノード検証基準の追加
を重要項目としています。
また、LiskCommanderはTypeScriptに移行されマルチシグトランザクションを追加しするのですが、これらに関してLIP(Lisk Improvement Proposals)に変換され間もなくデベロッパーリリースされるようです。
次のフェーズはアーキテクチャとデザインです。
LiskCoreに付随するシステムでモジュール構造の導入。
トランザクション処理効率の改善として2つの異なるバージョン管理方式を導入する。ひとつはLiskCoreアプリケーション用、もう一つはLiskプロトコル用です。
上記までフェーズが進展するとデベロッパーはSDK(Alpha SDK)に合わせた概念実証アプリケーションの開発が可能になり、さらにセキュリティと信頼性、ネットワークエコノミクス、ネットワーク寿命、進化したデリゲートプルーフオブステークなど、その他の分野はまだ開発中で 、最初に開発された製品から得られたフィードバックを繰り返して検討され次のステップ「ベータSDK」に移行します。
Kordek CEOは2019年は「明るく見える!」と締めくくっています。