今回のアルトコインはAugur(オーガー)をご紹介します。
キーワード:未来予測(future of forecasting)
REP(Reputation:評判)
■Augur(オーガー)っていったい何だ?
公式ホームページを覗いてみると
「未来予測の世界にようこそ!」みたいなチャッチフレーズが・・・
これって暗号通貨のホームページ?!って感じです。
日本語サイトは既に閉じられ益々怪しい感たっぷりです(笑
「Augurは予測市場を分散型ネットワークのパワーにより驚くほど正確な予測ツールを作り利益をもたらすチャスを与えます。」と謳われています。
実際にAugurはEthereumブロックチェーン上に構築された分散型プラットフォームです。
■Augurはギャンブルシステム?
更に公式ホームページのインフォメーションを抜粋し、和訳(ほぼ機械翻訳)した内容を以下に示します。
”
・分散型ネットワーク上に存在するため、Augurは他の予測市場と比べて独特なエッジを提供します。
・Augurは、Ethereumブロックチェーン上に構築された分散プラットフォームです。つまり、スイッチをオフにできる中央サーバはありません。
・Augurの手数料はユーザーによって設定され、伝統的な取引や賭博のプラットフォームに比べて大幅に低くなっています。
・集中化された市場では、最終的な市場の成果が決定されます。Augurでは、1つの種類のコンセンサスベースのシステムとREPutationという独自のトークンを使用して、市場成果に関する数千の報告を行います。レポーターとして、2ヶ月ごとにイベントを報告し、正解者はシステムのすべての費用の半分を所有するREPの持ち分の割合で分配されます。
・すべての資金は、カウンターパーティのリスクを排除し、勝利したトレーダーに迅速かつ自動化された支払いを可能にする、スマートな契約に保管されています。資金の入金と引き出しは、ブロックチェーンを使用して完全に自動化されています。人間の介入は必要ありませんが、人間の間違いはありません。
”
これらを分かりやすく表現すると
Ethereumの契約情報を含むブロックチェーンシステムを応用して未来予測をして正解者には(応募)投資した全ての資金の半分を投資額に応じて分配するというシステムらしいです。
日本語で端的に表現すると『ネットワーク上の「丁半博打」で勝ったものが集めた資金の半分をREPで分配します。』ということですね!
果たしてこのシステムが世界中で通用するか否かですが、国によっては禁止令が出る場合が十分に考えられます。そういった意味でとってもリスキーなシステムかもしれません。(いや、システムは全くフェアですが、使い方がギャンブルそのものです!)
ギャンブル公認のブックメーカーがひしめく英国にはウケが良さそうです。
またマカオやラスベガスで活躍できそうな暗号通貨かもしれません。
■Augurの暗号通貨はREPutation
他の暗号(仮想)通貨と同様システム内で報酬として支払われる通貨がREPなのです。
最初に発行されたトークン(暗号通貨)は11,000,000の固定供給され、そのうちの80%は、2015年、約5,300,000ドルで公開トークンで販売されました。
本日現在(2017年7月1日)時価総額335億3600万円を超えています。ランキングは22位ですね。
現在のAugur(オーガー)
■Augur(REP)は通貨の売買だけではない!
Augur(オーガー)の特筆すべき点は前述の通り、賭け事に参加できると言う事です。
賭け事と言うと聞こえが悪いせいかAugur(オーガー)のサイトでは未来予測と表現しております。
例えば野球で例えるなら、今季中日ドラゴンズは優勝出来るか!という予想問題が提起されます。予想問題を提起した者がマーケットクリエイターとして最後の判定を下します。(ひろぴーは名古屋出身です。)
マーケットクリエイターは最初の資金を提供し投票された人数に比例した決められた手数料の半分を受け取る事が出来ます。
REPを持っている参加者はその予想にyesかnoのどちらかに投票します。
これが出資金と呼ばれREPで支払うのではなくイーサーや他の通貨で支払います。
投票中には配当オッズも表示されます。
投票した正解者は投票により集めた資金の半分を所持しているREP数に応じて分配されます。
これらの作業はシステムに備わっているスマートコントラクトにより自動で行い不正が出来ない仕組みになっており、正解者は自身で申告する事なく、全て自動的に行われるそうです。
Marketsと呼ばれる投票所(β版)
おそらくですが、こういった仕様に特化していることは確立論に基づいた公平なジャッジを続けていく仕組みをブロックチェーン上で構築することを目的としているように感じます。
ブロックチェーン技術の中でも専門性に特化したものが次々に現れてきました。
こういったオーガは数学的確率論に基づいた未来予測ツールとしてフェアに取り扱われるでしょう。
今後エンターテイメント分野で大いに活躍する暗号通貨ではないでしょうか。
または、トレーダー目線で申し上げますと相場予測にも非常に役立つツールなのかもしれません。
そういった意味でJPモルガンが出資していることにもうなずけるでしょう。株価の値上がりを未来予測できるツールとして期待されているのかもしれません。
暗号通貨市場も独特の分野に特化したブロックチェーンがひそかに注目を浴びつつあります。
ブロックチェーン上でのスマートコントラクトは、このような使い道もあるのですね!
現代のインターネット通信をはじめ、デジタル通信がこのような形でインフラ整備が徐々に進んでいくでしょう。
投資しておくなら今のうちにだと考えております。
国内でオーガーが購入できるのはコインチェックのみです。
こういった暗号通貨にいち早く投資できるセンスは本当に差がつきます。
この記事でピーンと来た方は是非とも購入しておくべきでしょう。
もちろん、ひろぴーはガッツリ購入しております。一先ず、少しでも資金を振り分けておくべきではないでしょうか?